北陸新幹線の県内全線開業まであと3日。開業日をタップダンスで彩る女性たちの挑戦です。

加賀温泉を舞台に製作された映画「レディ加賀」。劇中で小芝風花(こしばふうか)さん演じる温泉旅館の新米女将たちが披露したのは靴で床を踏み鳴らしながら踊る「タップダンス」です。

発起人の唐谷好二さん:
「こちらのストーリーを実際に実現できたらすごい加賀のPRになるんじゃないかなと

」この映画のシーンを再現しようと始まったのがタップダンスプロジェクト。去年12月、加賀市や小松市などから年齢もバラバラの女性およそ40人が集まりました。

目標は3か月後に迫る北陸新幹線の開業日をタップダンスのステージで盛り上げることです。参加者のほとんどはタップダンス未経験。その中に最高齢74歳の宮永久美子(みやながくみこ)さんの姿がありました。

宮永さん:
「ついていくのが大変ですなんかズダンダダンズダンダダンってなって…靴自体がすごく硬くてびっくりしましたスキー靴かスケート靴履いている見たいで」

レディ加賀たちの挑戦が始まりました。

宮永さん:
「この部屋でいつも練習しているんです」

宮永さんの自宅を訪ねると、じゅうたんの上に四角い床板が…

宮永さん:
「これです、これで家で練習できるよと言われて早速ニトリへ行って買ってきましたそれでここに鏡を置いてちゃんちゃかできないところをやって」

毎週日曜日の全体練習についていくため個人練習を欠かさない宮永さん。始めたきっかけは募集を見つけた友人に誘われたことでした。

宮永さん:
「ただとりあえず見に行ってみようと思って行ったんですよ音楽もすごい早いしできるかなって言って曲を聞くのが割と好きでタテのりというのかなそれが好きで聞いてるだけでも楽しかったし、なんとか続いて…」

元々、小中学校の音楽教師だった宮永さん。ベネズエラの日本人学校に渡り教鞭を取ったこともあります。そんな音楽好きが高じて魅了されたのがタップダンスでした。

宮永さん:
「できるところすごい増えたからすごい満足で出たがりになってしまいました」

本番まで1カ月を切り行われた全体練習。着物の衣装を身にまとい本番のフォーメーションで曲を合わせます。

映画を再現するため、ステッキに見立てたデッキブラシも用意しました。

講師の清水奈芳美さん:
「みなさんすごい熱心で練習一生懸命やってくれるので私が思っているよりもだいぶいい感じに出来上がってると思います」

宮永さん:
「やっとなんとなく付いてきてます3人の子どもたち、あの子たちと一緒に…いつも教えてもらったりおばちゃん何歳やったっけ?」
一緒に練習している子ども:
「102歳!」
宮永さん:
「えらい、102歳や笑でもなんかできるようになったね」

この日、宮永さんたちが訪れたのは加賀市山代温泉の旅館です。ここで行われていたのは地震で能登から2次避難した被災者への炊き出し。

イベントの様子:
「今が旬の鯛、今からさばいて皆さんにご提供したいと思います」

被災者を元気づけようと目の前で鯛をさばいて刺身を提供するなど様々な催しが行われました。

被災者:
「うまい!」

そして…

司会:
「レディ加賀タップダンスチームのみなさんでーす」

宮永さんたちも被災者の前でタップダンスを披露します。観客を前に3カ月に渡る練習の成果を披露します。宮永さんたちのステージが見ている人に笑顔を届けました。

被災者:
「元気出た!ただ最後に涙出たけど」
「こういうの見たことないもんですから面白かったです、良かったです」
「ありがたいですね」

宮永さん:
「ちょっとウルっとなりました拍手をたくさんいただいたのでその拍手で私はすごく喜んでもらえたんだなということを感じました」
Q本番どんなステージにしたい?
「もうとにかくやったことをそのまま音楽に合わせて踊り切る楽しむ、楽しみたいと思います」

いよいよ今週末に迫った新幹線の県内全線開業日。宮永さんたちタップダンスチームのステージに注目です。

みんなで:
「レディー加賀!」

1 comment
コメントを残す