以前この曲をアップした時、自分は「この曲はリアルタイムではノーマークだった」と書いたのですが、多くの方々が、えりのすけ様(当時)もアメジスト様もYuka様も、DOMODOMO先生さえも、やはり「ノーマーク」とコメントされていました。名アルバム『ふり向けば秋』内の一曲ですが、他のインパクトある楽曲たちの中にあって埋没してしまっていたのかも知れませんね。アメジスト様は、リアルタイムではこの曲のメロディーラインに馴染めなかったとおっしゃっていたと思いますが、確かにちょっと前衛的と言うか、取っ付きづらい曲調だなと感じることはあります。しかしながら、地方ローカル色の強い歌詞とポップな曲調が融合した実に「高田みづえらしい」作品と見ることもできると思います。「淋しいですねーー秋ですね」の部分などは、音の高低の落差が結構激しく歌いづらいように思うのですが、そこをいとも軽々と歌いこなすところなど、「高田みづえの真骨頂」とも言えるのではないでしょうか。この作品の作曲者は、ヒデとロザンナの「出門英」氏ですが、高田みづえの類稀な歌唱力を把握した上でこのなかなかの難曲を作ったのだと思います。出門英氏のみづえナンバーへの参加はこの曲だけなのですが、高田みづえの歌唱力を把握している出門氏には、もっと多く作品を残して欲しかったと思いますね。
そして作詞者は「喜多条忠」氏です。喜多条氏も、みづえナンバーへの参加はこの曲だけ(カバー曲の「神田川」は除く)なのですが、「私の知らない東京にあなたをとられてしまったの」というフレーズのように、「地方vs東京」という多くのみづえナンバーの根底にある主要テーマを描き出しているという点で、みづえナンバーとの親和性は高いと思いますね。喜多条氏は「演歌系」の作品を多く書いていますが、演歌だけでなく、南こうせつの「神田川」やキャンディーズの「やさしい悪魔」なんかも手掛けていて、そういったジャンルクロスオーバーな作風も「高田みづえ」との親和性は高いと思います。そういった意味で「喜多条忠×出門英」コンビ作品がみづえナンバーの中ではこの一曲だけというのは、つくづく「惜しい」と感じますね。
もう一つ、この曲の特筆すべき点と自分が考えているのが、アルバムタイトル『ふり向けば秋』を最も象徴している作品がこの「ひとり瀬戸内」なのではないかという点です。他のアルバムタイトルは大抵、アルバム内の曲からタイトルを取っていることがわかるのですが、『ふり向けば秋』にそんなタイトルの曲はないし、どうしてそういうアルバムタイトルにしたのか、すぐには分かりません。それだけにいろいろ想像の余地があるのですが、「ひとり瀬戸内」の中にある「淋しいですね 秋ですね」というフレーズから『ふり向けば秋』というアルバムタイトルが作られたのではないかと自分は考えています。もちろん全くの個人的な想像ですけどね😅
リアルタイムでは「ノーマーク」で、なぜか印象の薄い作品だったのですが、こうして改めて見てみるとこの「ひとり瀬戸内」は、みづえナンバーの中でも屈指の重要度高めの作品であったと思われますね(;^ω^)

5 comments
  1. いつもかわいい 😉😄
    みずえさんの歌… 🎶🎤

    今日もよろしくお願いします。🙇‍♀🙇
    暑い夏が近づいています、 ☀🏖
    いつも元気です〜! 💪✌ 👍

    🌷🍀

  2. 喜多条忠さんの作詞なんですね。キャンディーズを大人っぽくした曲を書いた人ですよね。テレビかラジオ番組で話していた。作曲がヒデさんなんですね。知らなかったです。この曲は、前に聞いたから覚えています。今さらですが、みづえちゃんはいろいろなタイプの曲を歌っているんですね。シングル曲はほとんど歌えるくらい覚えているんですが、アルバム曲は知らない曲が多いです。ありがとうございます。楽しみです。

  3. 概要欄の解説に納得です。地方から東京を見ている主人公をポップな曲調で描くこの曲は「高田みづえ」らしい曲ですよね。失恋の歌ですけど、まだこのアルバムの頃は深手を負った失恋の歌は少ないですよね。この曲もどこかあっさりしていて、祭りの終わりと共に彼は東京へ帰っていき、彼女に日常が少しずつ戻っていくという感じがします。「ふり向けば秋」を聴いていたのは中1くらいなので、この曲の描く女性の微妙な心はまっっったく分かってなかったです (;^_^A
    ところで 0:13 のみづえちゃんはいつ頃ですか?分かるようで分からないです??

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