アルバム『恋人たち』のタイトルの元となったこの「恋人たち」は、アルバム内でも屈指の人気曲であり、アメジスト様は確かイチオシの「踊ってアモーレ」に続くニオシにこの曲を指定されていましたね。アメジスト様はこの歌の主人公の女性を「悪女」に分類されています。確かに彼女は、双子座の男と獅子座の男を二股にかけ、「恋愛ゲーム」をしているようにも読めます。この曲のどことなくコケティッシュな印象からしても、アメジスト様の説には説得力があります。
それに対してえりのすけ様は、「彼女は悪い子じゃない」説をとっておられます。すなわち彼女は「双子座のあのひと」とは別れて(もしかしたら死別して)いて、まだ忘れられない人なんだけど、今は彼とどこか似てどこか違う「獅子座のあなた」と付き合っている。双子座の元彼のことが忘れられないのに、獅子座の彼と付き合っていることにちょっぴり罪悪感を感じていて、「どれが罪でどれが愛かわからない」と言っている。「一人の男を愛し続けなければならない」という恋愛ルールがあるとしたら、そんなルールはいつも破られてしまう。いっそ二人の男がひとつになれば、こんなに苦しまなくてすむのに。このえりのすけ様の解釈も見事だと思います。
自分はというと、リアルタイムではそこまで深く考えてはおらず何か可愛い曲だなとしか思っていなかったし、お二人の説を聞けばどちらも「素晴らしいです」としか言えなくて、どちらの説を取るか全く決めかねています。もしかしたらもっと別の説もあるかも知れないし。でも、どちらの説を取るにしても、二人の「恋人たち」の間で揺れ動く女の子の心情を繊細に印象的に描き出しているという点では共通していますし、アルバムタイトルにもなっているくらいですから、「高田みづえ全盛期」の名アルバム『恋人たち』を代表する名曲であることは間違いないと思います(*^^*)

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