俳優の綾瀬はるかさんの主演映画「ファーストボイス」(前田哲監督)の公開初日舞台あいさつが10月2日、東京都内で行なわれ、綾瀬さんのほかファーストサマーウイカさん、松本穂香さん、「空気階段」の水川かたまりさん、鈴鹿央士さん、前田監督が登壇した。

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  1. 【テレビCM価格の崩壊――芸能界の再生か、タレントの淘汰か】

    2025年の総広告費は8兆623億円と過去最高ですが、地上波テレビは1兆6,333億円で前年比99.9%。伸びた予算はネットへ移り、テレビ中心のタレント需要は増えていません。

    表に見えるタレントだけでも約1万1,000人。実演家の収入は、実演49.9%、芸能関連25.1%、業界外25.0%で、本業だけでは生活できない人も多いのが実態です。

    そのため、安定した報酬を得られる期間は、公式統計ではありませんが、平均4~7年程度と推測されます。

    ここでテレビCM価格が4割下がれば、二つの道に分かれます。

    🌸健全な価格崩壊
    広告代理店の営業費、多重委託、不透明な中間費用を削れば、広告主の負担を下げながら、テレビ局・制作会社・タレントの報酬を守れます。中小企業のCM参入も増え、若手や地方タレントにも仕事が広がります。

    🚨不健全な価格崩壊
    大手代理店の取り分を残したまま、テレビ局・制作会社・タレントだけに値下げを押しつければ、番組とCMの品質が低下し、広告主はさらにネットへ移ります。

    この場合、テレビ依存度が50~75%あるタレントでは、総収入が2~4割減る可能性があります。安定して活動できる期間も、現在の推計4~7年から、さらに短くなるでしょう。

    問題は、CMが安くなることではありません。

    値下げ分を中間費用から削るのか、タレントと制作現場から奪うのかです。

    中抜きを削れば、テレビCM価格の崩壊は芸能界の再生になる。
    中抜きを残せば、タレントと制作現場の崩壊になります。

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