なぜ佐久間大介はサビまで一切登場しないのか?そこには制作陣の驚くべき意図が…。今作の歌唱MVP・岩本照の1音単位の職人技や9人の声質ギャップを音楽プロ目線で1音残らず徹底解剖します!
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どうも、金やんの相棒で編集スタッフのしんちゃんです。
Snow Manの「Miss Brand-New Friday Night」は、一見すると都会的で洗練されたラブソングです。
しかし歌詞を丁寧に追っていくと、この楽曲が描いているのは単なる恋の高揚感だけではありません。
それは、「まだ恋人ではない二人」が、曖昧な距離感を抱えながらも、少しずつ惹かれ合い、ついには恋へ落ちていくまでの物語です。
金曜日の夜。
仕事や日常から解放される特別な時間。
街の灯りも、人の心も、いつもより少し大胆になる時間帯です。
そんな“Friday Night”という魔法のような空気を舞台に、主人公はある女性への想いを抑えきれなくなっていく…。
それでは、濡れたアスファルトが輝く都会の夜景の中で始まる、大人の恋の序章を読み解いていきましょう。
[A1]
濡れたアスファルトが反射する
ちょっと眩しすぎる Your silhouette
どんなに目を逸らしても誤魔化せない
「君」だらけの 淡い Graffiti
物語は非常に映画的なワンシーンから始まります。
「濡れたアスファルト」という描写は、この楽曲全体の世界観を象徴。
雨上がりの街は、昼間の現実感を薄め、ネオンや街灯を幻想的に映し出します。
つまりここで描かれているのは“現実と夢の境界が曖昧になる時間”です。
そんな景色の中で主人公が目にするのが、
「あなたのシルエット」。
顔でもなく、姿全体でもなく、輪郭だけ。
まだ完全には手の届いていない存在であることを示しているようにも感じられます。
“どんなに目を逸らしても誤魔化せない”というのは
これは単純に「好きになってしまった」という告白。
見ないようにしても無理。
意識しないようにしても無理。
心はすでに相手に向かっている。
理性が感情に負け始めている状態です。
Graffitiは「落書き」。
街の壁に描かれた落書きのように、本来そこにないはずの「君」が街中に見えてしまう。
恋をすると何を見ても相手を思い出す。
そんな経験を、都会的でお洒落な比喩へ昇華しています。
まだ恋は始まっていない。
けれど心はもう占領されている。
そんな恋の予感を描いているのです。
[B1]
気のないフリして すれ違う Lover’s game
サングラス越し見る既視感[デジャブ]
秘めた期待と 甘くない現実[Real] 交差する 夕映え時の Crossroad
ここから二人の関係性が見えてきます。
お互いに好意を隠している状態でしょう。
気になっている。
でも悟られたくない。
だから平然を装う。
恋愛の初期段階特有の駆け引きです。
その状況を「Lover’s game」と呼んでいるのが面白いところです。
まだ恋人ではないにもかかわらず、すでに恋愛のゲームは始まっている。
そんなニュアンスが感じられます。
サングラスは本心を隠すアイテム。
つまり本音を隠したまま相手を見つめている状態です。
そして「既視感(デジャブ)」という言葉からは、
「この人とは何か特別な縁があるのではないか」
そんな運命的な感覚も読み取れます。
期待はある。
しかし現実は思うようには進まない。
恋愛の理想と現実が交差する。
だからこそ次の
「Crossroad(交差点)」
という言葉が生きてきます。
交差点とは選択の場所。
進むか。
諦めるか。
距離を縮めるか。
現状維持か。
主人公は今まさに人生の分岐点に立っているのです。
[サビ1]
Hello there, Miss Brand-New Friday Night
トキメキが揺らす Neon Light
このまま夢の中へ滑り込もう
Too muchなフレーズも Easyな囁きも
すべてが魔法に変わる
Hello there, Miss Brand-New Friday Night
さあ連れ出すよ Midnight Drive
今宵 流星に乗って 空を翔けるんだ
遠ざかる街のノイズ Oh baby, just you and I
眠らない恋を始めよう
「こんにちは、新しい金曜の夜。」
非常に印象的なフレーズです。
ここで主人公は女性本人だけでなく、「金曜日の夜」そのものに語りかけています。
Friday Nightは単なる時間ではありません。
恋を動かす魔法の存在として描かれているのです。
ネオンが揺れているのではありません。
主人公の心が揺れているから、街全体が輝いて見える。
恋をした人間の主観的な世界が描かれています。
まだ現実ではない。
夢のような時間。
だからこそ「滑り込む」という表現になるのでしょう。
恋が始まる瞬間の浮遊感が見事に表現されています。
Too much=大げさな言葉
Easy=軽い囁き
普通なら恥ずかしい言葉も、金曜の夜だけは特別な意味を持つ。
恋を後押しする夜の魔法です。
Midnight Driveは単なるドライブではありません。
日常からの脱出ーー
現実から少し離れた場所へ向かう行為なのです。
そして、「流星に乗って 空を翔ける」。
理性ではなく感情が主導権を握り始めています。
続くフレーズ。
「遠ざかる街のノイズ Oh baby, just you and I」
ここは、街の雑音とは現実そのものです。
仕事。
人間関係。
日常。
そうしたものが遠ざかり、二人だけの世界が生まれる。
サビは恋愛映画のワンシーンのような幸福感で満たされています。
[A2]
Car Radioが奏でる Sophisti-Pop
背伸びしたふたりに良く似合う
跳ねるリズムが誘うままに
昨日の夜がリフレインする
Sophisti-Popとは日本語で「洗練された(ソフィスティケイトされた)ポップス」という意味。
80年代後半にイギリスなどで流行した、ジャズやソウルのエッセンスを取り入れた、都会的でちょっぴり大人な音楽ジャンルのことです。
まさに、金曜日の夜の街をスマートに駆け抜ける、この曲の世界観そのものを表すキーワード。
ここで二人はまだ大人になりきれていない。
でも大人の恋に憧れている。
そんな微妙な年頃の空気感が見えてきます。
そして、前日の出来事を思い返している(リフレイン)様子が描かれます。
つまりこの恋は一夜限りではありません。
すでに何度も相手を意識し、心の中で反芻しているのです。
[B2]
悪戯な風が 僕らの間に小さな嘘を運んでも
あえて触れない その距離ごと
今は愛しさに変わってゆく
ここは楽曲の中でも特に大人びた場面です。
恋愛には必ず曖昧さがあります。
本音を言えないこと。
隠していること。
強がり。
見栄。
そんなものを「小さな嘘」と表現しています。
しかし主人公はそれを責めません。
追及もしません。
むしろ、「あえて触れない」と語ります。
これは相手を信じようとする姿勢です。
そして何より美しいのが、
「その距離ごと 今は愛しさに変わってゆく」
という言葉。
普通は距離を苦しみとして描きます。
しかし主人公は、その曖昧ささえも愛おしいと思い始めている。
恋が成熟し始める瞬間です。
[サビ2]
Hello there, Miss Brand-New Friday Night
グラス越し滲む Twilight
このまま夢の続き 確かめよう
Cheekyな駆け引きも Riskyな約束も
すべてがストーリーになる
Hello there, Miss Brand-New Friday Night
恋はいつだってフェアじゃない
綺麗なものだけが世界を埋めんだ
だけどもう手遅れさ Oh baby, I’m so in love
潔く君に溺れよう
Twilightは「たそがれ時」。
昼でも夜でもない境界線です。
二人の関係もまた同じ。
友達なのか。
恋人なのか。
まだ名前の付いていない関係です。
だからこそこの時間帯が重ねられています。
サビ1では「夢の中へ滑り込もう」でした。
しかしここでは
「確かめよう」
に変化しています。
恋心が幻想から現実へ向かい始めた証拠です。
Cheekyな駆け引きも Riskyな約束も
(生意気な駆け引きも 危うい約束も)
ここでは、恋愛特有の危うさを含めて肯定しています。
楽しいことだけではない。
不安も失敗もある。
それでも全部が二人の物語になる。
恋愛を人生そのものとして受け入れているのです。
恋愛は平等ではありません。
好きになった方が苦しい。
待つ方が不安になる。
先に惚れた方が負けることもある。
主人公はその現実を理解しています。
世界には矛盾も傷もある。
恋愛も同じです。
理想だけでは成立しない。
しかし――
だけどもう手遅れさ Oh baby, I’m so in love
(ねえ、もう手遅れなんだ 僕は君に夢中だ)
ここで主人公は完全に恋へ落ちます。
理屈ではない。
損得でもない。
もう引き返せない。
だから最後にこう宣言するのです。
「潔く君に溺れよう」
この一行は、この曲の前半最大の到達点でしょう。
抵抗するのをやめた瞬間。
恋の不確かさも危うさも受け入れた
“恋に落ちる覚悟が決まる瞬間”なのです。
[ブリッジ]
何もかもが 真新しく塗り替えられた街で
鼓動は加速してゆく 未来まで響いてゆく
もう君以外 考えられない
ブリッジでは、芽生えたその想いが揺るぎない確信へと変わっていきます。
恋をすると、いつもの景色さえ特別に見えるものです。
実際に街が変わったのではなく、
恋によって主人公の世界の見え方が変化したことを表しているのでしょう。
単なる高揚感ではなく、この恋が未来へ続いていく予感が感じられます。
そして、最後のまっすぐな告白。
これまで描かれてきた駆け引きや迷いは消え、
主人公の心には「君が好きだ」という真実だけが残っています。
[ラスサビ]
ラスサビの歌詞は1番と同じですが、意味合いは大きく変化しています。
前半では「夢のような恋の始まり」を描いていましたが、
今ではその夢が現実になろうとしています。
“魔法”の正体も、もはや金曜の夜ではありません。
主人公の世界を変えたのは、「君」という存在そのものだったのです。
そして、ラストでは、周囲の雑音が消え、二人だけの世界が残ります。
恋に落ちた瞬間の幸福感が、美しく描かれて曲が終わりを迎えるのです。
◼︎恋は世界を塗り替えていく
「Miss Brand-New Friday Night」が描いているのは、
恋愛の駆け引きではなく、自分の気持ちを受け入れていく物語です。
気のないフリをしていた主人公は、迷いや不安を抱えながらも、最後には
「潔く君に溺れよう」
と覚悟を決めます。
そして恋によって世界は真新しく見え始め、街の景色も未来も輝きを帯びていく。
この楽曲は、誰かを好きになることで人生の見え方そのものが変わる瞬間を描いた作品です。
金曜日の夜の魔法のような時間を通してSnow Manが届けているのは、「恋は人を変え、世界を変える」という、普遍的でロマンティックなメッセージなのではないでしょうか。
【お問い合わせは下記メールアドレス or SNS DM】
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#SnowMan #岩本照 #佐久間大介 #MissBrandNewFridayNight
7 comments
ご視聴ありがとうございます!
概要欄にて、歌詞考察をしています。
動画と合わせてぜひご覧くださいませ。
Snow Manに関する情報、ファンのみなさんのメンバーに対する熱い想いなどコメントお待ちしてます。
▼Snow Man関連動画▼
【「SAVE YOUR HEART」MV解説】
https://youtu.be/QnjGiue7TYs
【「BANG!!」MV解説】
https://youtu.be/6G4XCt9b61A
【「TRUE LOVE」ライブ解説】
https://youtu.be/czFSct7vkqs
【「TRUE LOVE」MV解説】
https://youtu.be/8teVTUGtymo
【「BOOST」解説】
https://youtu.be/hMoMlBtq4yA
【「夏色花火」解説】
https://youtu.be/k36YQzVn5c4
【「SERIOUS」解説】
https://youtu.be/kMcH06wMOOM
【目黒蓮「朝の時間」解説】
https://youtu.be/DWSE0m-UCKA
【「BREAKOUT」解説】
https://youtu.be/gdH_M3hP_MU
【「SBY」解説】
https://youtu.be/abQE76IcCPQ
編集スタッフ/しんちゃん
「なぜ佐久間大介は消された」とあったので見たのですが、そこらへんがなぜなのか…解明されてなかったのが残念
ダンス解説者さんばかり見てるのでたまに、たまたま歌唱プロの方が出てくるので見る事あるのですが…
違うチャンネルでやはり歌唱専門家?みたいな方のをたまに見た事あるのですが、チャンネル登録してなもんで、あら、と思いながら少しだけ見ましたが、普段はその方1人でやられてるのですが、その時は女性の方も一緒でその女性の方が「佐久間くんって歌うまいのね」と言っててビックリ‼️きっと普段は全くSnowman自体聞いてないし、そもそもSnowmanは個人個人でのソロ歌もあるのに、それさえ知らないなんて!と驚きましたよ、そう言う人には語ってほしくないですね!あと誰のチャンネルだったか?生歌か口パクかの解説してて、しょっぴーと佐久間くんは生歌、ほかのメンバーは…最後にラウは分からないと、ホントにこの人プロ?と疑いましたが、その一番上にあったコメに、私も分かりました、と言ってたファン?がいて、あの野外ライブ行った人で素人が分かるのか?と行けなかった私としてはそちらの方が腹立ちましたね!まだ1度も行った事のない身としては、ハァ~そんな事思いながらライブ行ってたのか…私だったら、もう興奮して目一杯楽しむのみ‼️これが同じスノ担かと思うとガッカリしましたよ。長くなりました🙇
いつもメンバーそれぞれの声質も含めて細かく説明してくださってありがとうございます。
岩本くんはダンスに注目されがちだし歌の面でもラップパートを担当することが多いですが
こういう柔らかい歌い方も上手いんですよね。
プロの方の口からそれが聞けて嬉しかったです。
この曲、スノではあまりない曲調だけど、みんなの歌っている声がとてもステキで何度も聴いちゃうんですが、自分ではどこがどう良いのか分析できなかったので、解説を聞けて嬉しかったです。やっぱり色々テクニックを使った歌い方してるんですね😀
歌割を考える方ってすごいなといつも思っていましたが、サビののびのびしたさっくんの声が飛び出してくるのは、ホントに気持ちいいですよね。
そして概要欄の考察!ありがとうございます!歌詞だけではよく理解できてなかった、歌の世界観が目の前に浮かび上がってきました😍
さっくんは音外しまくります。
特にゴスペラーズさんが作ってくださった曲とか酷かったな。
絶対音感ボイストレーナー‥‥
12:20 わかります〜🩷さっくんの声はこの曲だとサビの高音が似合います!
敢えて裏声を使ったり曲によって歌い方や表現を変えるのもすごいなーって聴いてます🩷😊
カラオケじゃ到底真似できない、工夫された歌い方ができるSnowManすごい👏
現場でも佐久間くんの伸びのある高音が響いてて綺麗でした😊
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