菅田将暉さんサメの心臓を食べて「衝撃でした」宮城・気仙沼市で撮影の映画「サンセット・サンライズ」 (25/01/21 09:00)



1月18日、仙台市内の映画館にやってきたのは…

菅田将暉さん
「こんにちは、菅田将暉です。仙台の皆さん、こうやって凱旋で舞台挨拶ができてとてもうれしいです。短い時間ですが、よろしくお願いします」

1月17日公開の映画「サンセット・サンライズ」の主演・菅田将暉さんと、脚本を手がけた宮城県栗原市出身の宮藤官九郎さんです。

映画は三陸を舞台に撮影されました。
「サンセット・サンライズ」は、東京の大企業に勤める菅田将暉さん演じる釣り好きのサラリーマンが、コロナ渦のリモートワークを機に三陸のとある町へ移住。最初は「よそ者」扱いをされながらも、菅田将暉さん演じる男性の真っ直ぐな思いに、地元の人たちが心を開き始めます。
地元の人が震災で味わった悲しみと、人の温かさにも触れながら、新しい幸せの形を見つけるヒューマンコメディです。

宮城県内ではおととし9月から1カ月間にわたり気仙沼市でロケが行われ、大島大橋や唐桑半島の漁港なども登場します。

菅田将暉さん
「宮城の皆さんが一番まず見てほしいお客さんなので、そういう方の前に立てているのがうれしい」

宮藤官九郎さん
「私は『あまちゃん』をやった時に『なんで岩手なんだ』と。『お前みやぎ絆大使じゃないのか』と言われて、みやぎ絆大使をはく奪されるんじゃないかと思ったんですけど。今回なんとか宮城を舞台に作品を作ることができてよかったです」

岸善幸監督
「被災地で被災者の方の映画を撮るということで、宮城の方がどう受け取めてくれるかと緊張しながら来てまして、拍手で迎えていただいてちょっとホッとしています」

菅田将暉さん
Q.ロケで滞在中のエピソード
「気仙沼の海の近くのアンテナショップにけっこう行ってて、お土産とかも買いつつ。そのお土産エリアの中に氷の水族館があるんですけど、そこに氷の『ホヤぼーや』(気仙沼市の観光キャラクター)もいるんですよ。氷のホヤぼーやと写真撮ったりしていましたね」

ロケの合間には、気仙沼の料理も堪能したという菅田さん。

菅田将暉さん
「もうかの星(気仙沼特産のモウカザメの心臓)は衝撃でしたね。生レバー大好きだった人間としてはほぼ生レバーみたいな。そのくらいワイルドな生々しさがおいしかった。その土地その土地の良さを広めていけるのも映画の良さかなと思います。なので皆さんの力もお借りして、映画をどんどん広めていっていただけるとうれしいなと思います」

映画「サンセット・サンライズ」は全国の劇場で公開されています。

メインのロケ地となった気仙沼市では、映画の魅力を体感できるパネル展が開かれています。会場には、劇中の場面やロケ現場の写真などが展示されています。

また、出演者たちの直筆のサインをはじめ、実際に使われた小道具なども並びます。作品の世界観だけでなく、気仙沼の魅力も伝えています。

訪れた人
「地元の風景とかもあってすごく楽しい。自分も釣りをやるので菅田くんが釣りをやっているのを見てすごくうれしい」
「舞台あいさつを見て気仙沼に来た。仕事の関係で気仙沼を営業で回ったりしていて、気仙沼の良さをこっちに来て感じたので、そういう良さが映画にいっぱい詰まっていてすごくいい映画だった」

また、こちらは撮影現場となった気仙沼市の唐桑総合支所です。玄関の看板が劇中に登場した「宇田濱町役場」にかけ替えられています。

パネル展と看板は、3月末まで見ることができます。

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