【ファン必見】 細田守監督と宇垣美里が「高畑勲」を語る



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3日、東京国立近代美術館にて「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」スペシャルトークが開かれ、フリーアナウンサーの宇垣美里さんとアニメーション監督の細田守氏が登場した。
イベントでは、宇垣さんが聞き手として細田監督の「高畑勲作品」への思いや青春時代のエピソードを引き出しながら展開した。

【高畑勲(1935~2018)】
1960年代から半世紀にわたって日本のアニメーションを牽引し続けたアニメーション映画監督。
長編初監督作品となった「太陽の王子 ホルスの大冒険」で大人の鑑賞にたえる壮大なスケールの映像世界を作り上げた高畑氏は、その後次々にアニメーションにおける新しい表現領域を開拓していった。
70年代には「アルプスの少女ハイジ」(1974)や「赤毛のアン」(1979)などのテレビ名作シリーズで、日常生活を丹念に描写する演出手法を通して、ファンタジーとは一線を画した豊かな人間ドラマの形を完成させた。
80年代以降は、物語の舞台を日本に移し「じゃりン子チェ」(1981)、「火垂るの墓」(1988)、「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994)など、日本の風土や庶民生活のリアリティーを表現するとともに、日本人の戦中・戦後の経験を現在から問い直すような力作を次々に発表。
遺作となった「かぐや姫の物語」(2013)では、スケッチの線を生かした描法に挑み、従来のセル画様式を乗り越える表現上の革新を達成した。
常に今日的なテーマを模索し、それにふさわしい新しい表現方法を追求した革新者・高畑氏の創造の軌跡は、戦後の日本のアニメーションの礎を築くとともに、国内外の制作者にも大きな影響を与えた。
「高畑勲展」では、高畑氏の演出術に注目し、制作ノートや絵コンテなどの未公開資料も紹介しながら、その豊穣な作品世界の秘密に迫っている。

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14 comments
  1. 細田守監督の内容って、柔らかいなぁ~…
    分かりやすいけど言葉を説明するのが苦手なんだろうなぁ~っと。

    技術的評論も聞きたかったけど…そういう知見説明は無しか。

  2. もの凄く細田守さんの仰ってること理解します。
    描きたいもの、クオリティの有無は自分の信念や心情描写や普遍性、考えてるか考えてないかであって、絵のリアルさや技術の追求じゃない。
    本当に凄いよく分かります。

  3. アニメーメーションそしてそれを支えてきたいスーパースター達に対する、細田さんの思いがもとても良く伝わるステキなトールでした。

  4. 1番は赤毛のアンだ馬鹿野郎!と思いながら聞いてて、細田監督が赤毛のアンて言ったから急に細田監督が好きになったわ。
    宇垣って人はそんなに好きでもない感が半端なく伝わる。細田監督にもバレてる。
    此処で劇場版じゃりン子チエですかね?とか言えば、きっと細田監督も喜んでくれたろう。

  5. 感性が鋭いんだなあ。新米の味の違いが分からなくて友達に笑われたのを思い出す。

  6. I wish you have English translation for this video. I'd like to understand what Mamoru -san said about Isao Takahata's works.

  7. 高畑監督のテーマの進取性に驚く。宇垣アナが感動したという『かぐや姫の物語』が取り扱っているのは、「Me too」運動以降にようやく多くの人が反応した女性の権利の永きに渡る不平等性だ。宇垣アナが「なぜおじさんが私たちの気持ちが分かるのだろう」と反応したのは恐らくその部分なんだろう。私なんかが気づいたのは遅れることこの数年のことで、『かぐや』公開当時は分からなかった。高畑監督は少なくとも十数年前には気がついていた。

  8. 高畑監督が関わったマイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督の『レッドタートル ある島の物語』という、ある意味アニメーション表現の極北もあることを忘れないでほしい。

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