藤木直人、舞台『ハリー・ポッター』アクシデント乗り越え「泣きそうになった」 舞台初日を振り返り安堵の表情見せる 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』終演後囲み取材



俳優の藤木直人が29日、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』への出演初日を迎えた。ハリー・ポッター役として、同日午後0時15分開演の昼公演にてデビュー。藤木の出演は12月30日午後6時15分公演までとなる。終演後、取材に応じた藤木は、「とりあえずほっとしましたね。カーテンコールはとても感動しました」とコメント。今月19日の誕生日を祝うバースデーケーキも用意され、意気込みを新たにしていた。

 昨年7月8日に開幕し、総観客数58万人を突破、ロングラン公演を続ける同舞台は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に、新たな冒険が語られる。

 藤木は、初日の公演を終えて、「出演者の体調不良などアクシデントもありましたが、頑張って最後までやり遂げてくれて、それもあって泣きそうになりました」と感動もひとしお。

 また、ハリー・ポッター役に挑むにあたり、「世界中でこれだけ愛されている作品なので、みなさんが僕のハリーを見てどんな感想を持ったのか不安にはなります。あとは息子(アルバス)たちがストーリーの柱になっているので、僕が観客として観た時には、『ハリーあんまり出てこないな、意外と楽できるのかな』と思っていたんですけど、いざやってみると、裏でものすごくいろいろやらなきゃいけないことがあるので、こんなに大変な舞台になるとは、と実感しています(笑)」と、ぶっちゃけた。

 本作の魅力については、「映画だとCGを使ってどんなことでもできますけど、やっぱりヒューマンパワーというか、アナログに役者が頑張って、そこが舞台版の魅力なんじゃないかなと思います」と語っていた。

 来年3月末までの公演延長が決定しており、現在、年内12月公演までのチケットを発売中。

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