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『魔女と毒殺文芸部』
著:最条真 イラスト:luna
出演:上田麗奈
映像:イシカワミズキ
胡桃沢加恋。
あなたのことが好き。声が好き。いつも声色が優しいの。思いやりにあふれた人なのが、言葉で分かる。あなたはいつも、人の心を慮ってくれる人だ。あなたの顔も好き。表情がコロコロと変わるから、からかっていて、飽きない。いろいろな顔を見せてくれるから、好き。さりげないことを覚えてくれるのが、好き。私が好きなものはミルクティー。あなたはよく覚えている。ここに、あなたが生きてくれている。ただそれだけで、好き。
だから、あなたに殺されたい。
孤紺糖財。
文芸部員。人当たりがよく、誰にでも優しいクラスの人気者。だが本当は退屈で平凡な人間に飽きている。あなたのことが気になっているんです。単刀直入に言うと。というか、胡桃沢加恋さんなんていう絶世の美少女からの行為を跳ね除けておいて、自分が凡庸だなんて言い張るつもりですか?
胡桃沢花梨。
胡桃沢加恋の双子の姉を名乗る、悪魔。妹である加恋を呪った結果、あの子は死にたがってるんだって?かわいそうにね。でも、今日から私は君のものだ。さあ、ご主人様。なんでも命じて?
「私が絶対にあなたのことを、振り向かせてみせるから」
「尻軽じゃなくて良かったじゃん。浮気しないってことだよ、私」
「アサギと一緒に帰りたいの。ねぇ、わたし、ちゃんとお礼もするから。ワガママ、聞いてくれない? ……ダメかな?」
「ふふっ。私たちもおっぱじめちゃう?」
「私ね、アサギのセフレになりたい」
「私、ちょっと拗ねてるんだからね。アサギが来てくれなかったから」
「まぁ、お昼の話は分かったよ。ふふ、デートの後だもんね。疲れてた? 悶々してた? 私には言えないことをこっそりシてたから眠れなかったり? ……ふふっ、まぁ、分かったよ。分かりました。これでお昼の話はおしまいね。たまにはこういうこともあるよ」
「ふふっ、でもね。私ね、不安なの。出来れば、安心したい。アサギがいつか絶対に私のことを好きになってくれる『証』みたいなものがあれば、私も安心して部活が出来る気がするんだ」
「好き、大好き、愛してる、好きっ、結婚して♡」
「ねぇ、大好き」
「次は本物を貰えるように頑張るね」
いつか、私のことを殺せるくらいに愛してね。
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MF文庫J『魔女と毒殺文芸部』
2025年11月25日発売
#上田麗奈
14 comments
最っ高にぞくぞくするね
上田さんの聲大好き❤
ヒロインのビジュアル良すぎる
💖よきかな🌊よきかな🌠
キルケーさん?
今更だけど、上田さんクレイジーなオナゴばっか演じておられる…
全員上田さんでしたかw
うえしゃまにぴったりの役やね!
🎉🎉😮😢😊😮
Miyo Saimori:😱
ナレーションからシームレスにキャラ声に移行するの凄いな・・・
カッター持ってるの右手?左手?
いつかアニメになるかもしれないな🎶🎶🎶🎶
熟成された感情と入り乱れた人間関係が乱舞してそうで、オラわくわくしてきたぞ。
上田麗奈さんというだけで心理的恐怖が81%増し…
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