若年層を中心に絶大な支持を集め、累計発行部数800万部を突破した人気漫画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』(講談社)の実写映画化が発表された。ワーナー・ブラザース配給で、2025年12月5日に公開される。
『WIND BREAKER』は2021年に「マガジンポケット」で連載開始。斬新な“不良が街を守る”という設定と王道の青春バトル、個性豊かなキャラクターで話題を呼び、テレビアニメは第2期まで制作され、舞台化、ゲーム化と、その人気は加速している。
物語は、ケンカしか能のない主人公・桜遥が、最強を目指して風鈴高校に乗り込むも、かつて不良の巣窟だった校風は一変。今では“防風鈴(WIND BREAKER)”と呼ばれ、街を守る存在として活躍していた。戸惑いながらも初めてできた仲間と共に戦う桜の姿を描く。
映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』に出演する、水上恒司、木戸大聖、綱啓永、JUNON(BE:FIRST)ら“防風鈴”の1年生キャストによるクロストーク映像が新たに公開された。
本作は、今年2月から4月にかけて全編沖縄ロケで撮影。キャストたちは同じ宿泊施設で寝食を共にしながら、役柄と同様に強い絆を築いた。公開された映像では、そんな信頼関係がそのまま表れた、笑いと熱意に満ちたやりとりが繰り広げられている。
撮影の合間に行われた今回のトークでは、主人公・桜遥(さくら・はるか)役の水上、楡井秋彦(にれい・あきひこ)役の木戸、蘇枋隼飛(すおう・はやと)役の綱、そして杉下京太郎役のJUNONが、劇中衣装で登場。原作への想いや撮影の裏話、アクションシーンの工夫、さらには沖縄でのオフタイムについてまで、多彩なトピックが語られた。
綱は「もともと大好きな作品で、特に蘇枋が好きだった。演じられるなんて夢のよう」と語り、JUNONも「初めての作品で杉下を演じることになって、びっくりしました」と明かす。水上は「二次元を三次元でどう再現するか悩みました。でもやると決めたからには“拳で対話する”覚悟で挑みました」と振り返り、木戸は「楡楡井は力は弱いほうだけど、その中で彼の強い部分をどう表現するかすごく悩んだ」と真摯(しんし)な姿勢をのぞかせた。
注目ポイントについての話題になると、綱は即答で「アクション!」を挙げた。「みんな本気で練習していたので、ぜひ注目してほしい」とコメント。水上は“桜の髪型”への強いこだわりを語り、「2週間に1度ブリーチや白染めをしていた」と裏話を明かした。木戸は「防風鈴と獅子頭連、それぞれのチームの“ぶつかり方の違い”を見てほしい」と語り、熱量の高さを感じさせた。
さらに沖縄ロケのオフでは、綱とJUNONが海に出かけたエピソードや、木戸が水族館での“意外な買い物”の話に笑いが起きる一幕も。「自分にとってのヒーローは?」という質問にJUNONが答えた内容に、水上が即座に「合格です!」とツッコミを入れるなど、終始にぎやかな空気に包まれたクロストーク映像となっている。
同映画は、風速25m/s超の風を巻き起こすアクションと、若者たちの熱き青春ドラマを融合させた新時代の不良映画。監督を務めるのは『ブルーピリオド』の萩原健太郎、脚本は『ハケンアニメ!』の政池洋佑が担当。破格の疾走感と圧倒的熱量で贈るアクションエンターテインメントは、12月5日より全国公開される。
原作:にいさとる『WIND BREAKER』(講談社「マガジンポケット」連載)
出演:水上恒司 木戸大聖 八木莉可子
綱啓永 JUNON(BE:FIRST)中沢元紀 曽田陵介 萩原護 髙橋里恩
山下幸輝 濱尾ノリタカ 上杉柊平
監督:萩原健太郎
脚本:政池洋佑
公式サイト:wb-movie.jp 公式X:@winbre_movie #映画ウィンブレ