TikTokで話題を呼び、「令和イチ泣ける!」と注目された芥川なお原作の純愛小説を、脚本・岡田惠和×監督・酒井麻衣のタッグで実写化した映画『ストロベリームーン』(10月17日公開)。
本作は、余命半年と宣告された桜井萌が、高校1年生の春、一生分の恋をする物語。萌は、小さい頃から病弱で、家の中だけで過ごす日々。優しい父母と過ごしながらも、学校にも通えず、友達もできない。そして16歳になる直前、余命が残り半年であることを宣告され、悲しみに包まれながらも明るく振る舞おうとする萌と家族。そんな中、ある理由から萌は高校に通うことを決意する。
この度解禁されたのは、刻一刻と迫る萌(當真あみ)の余命を実感し、母・美代子(田中麗奈)と父・康介(ユースケ・サンタマリア)が思わず号泣してしまう一連の様子を映し出した本編映像の一幕。
とある日、康介と美代子は電話にて、病院の診察で「(残された時間は多くないので、)心構えをしておいてください」と伝えられたこと(美代子)、萌が以前から希望していたお墓の抽選に当選してしまったこと(康介)をそれぞれ報告し合う。
余命半年の宣告をされながらも、念願の高校生活をスタートさせ、日向(齋藤潤)との初恋が実り、親友・麗(池端杏慈)ともたくさんの思い出を積み重ねていくなど、明るく前向きな日々を取り戻しつつあった萌。しかしそんな中で、大切な愛娘の人生が間も無く終わりを迎えることを改めて実感し、萌の人生を温かくそっと支えてきた康介と美代子は、思わず泣き崩れてしまうのだった。
これから先もずっと、家族として一緒に過ごしたかったーー。あまりにも切なくて儚い親子の絆に、ギュッと胸が締め付けられるワンシーンとなっている。
“親子の絆“という本作にとっても欠かすことのできない魅力を見事に体現してみせた、ユースケと田中。改めて本作への出演について、「初期の台本を読ませていただいた時点でとても泣けました。これまで岡田さんが脚本を書かれた作品をたくさん観てきたので、今回参加できることは本当に嬉しかったです」(田中)、「一般的によくある余命物語や恋愛模様だけでなく、大切な友達や家族の絆など、たくさん素敵な魅力が詰まった作品だと思います」(ユースケ)とそれぞれがコメント。
また娘の萌役を担った當真あみについても、田中は「病弱であることの儚さと、前向きに生きる真っ直ぐさ。萌のどちらの側面も上手く表現されていましたし、本当の娘のように可愛らしく素敵な方でした」、ユースケも「実際のご年齢からのイメージより、すごくしっかりされていて。ちゃんと役者仲間、そして本当の家族のように思ってお芝居ができました」と充実した様子で語り、改めて称賛のコメントを送っている。
原作:芥川なお「ストロベリームーン」(すばる舎)
脚本:岡田惠和
監督:酒井麻衣
音楽:富貴晴美
主題歌:ORANGE RANGE「トワノヒカリ」(Sony Music Labels Inc.)
出演:當真あみ 齋藤 潤 / 杉野遥亮 中条あやみ
池端杏慈 黒崎煌代 吉澤要人
伊藤健太郎 泉澤祐希 池津祥子 橋本じゅん
田中麗奈 ユースケ・サンタマリア
配給:松竹
(C)2025「ストロベリームーン」製作委員会
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/stmoon-movie/
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