ZARD 坂井泉水さんの名言「言葉を、詞を大切にしたい」



坂井泉水さんの強い意思である「言葉を、詞を大切にしたい」を、心をこめて述べられた時の音声です。

12 comments
  1. 聴く人に自分のこころを伝えたいとの想いが強ければ強いほど、おのずとていねいでやさしく、そして何よりわかりやすい言葉を択んでゆくのだろう。 坂井泉水さんといえば、そんな吟味に吟味を重ねた言葉で創られた70~80年代の歌詞(歌の詩)をこころの糧として育った世代。 だろうか、言葉の使い方や択び方、さらに歌詞への組み立て方にあの時代の面影を感じる。 坂井泉水さんにとって、若く多感な頃に聴いた音楽が創る側になった時、文学的で物語性を持つ歌の詩を生み出す原点となったに違いない。 たぶん、そうだったろうね。

  2. 世にいうシンガー・ソングライターといえば、大多数が歌詞の最後の方に、「これが決め文句(決め言葉)だ!」とばかり投げかけるタイプの人が多い。 けれど坂井泉水さんはこういった直接的で攻撃的な方法ではなく、聴く側にじっくり時間をかけて染み通ってゆく構成としている楽曲が多い。 あたかも「私の気持をわかってほしい!」ではなく、「こんな私の気持の一片(ひとかけら)でもいいから、わかってくれたら嬉しいなぁ・・・・」という創り方(構成)かな。 坂井泉水さんらしい、少しばかり控え目でナイーブなこころが見える様な気がするね。

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