相模原障害者施設殺傷事件を宮沢りえ、磯村勇斗ら出演で映画化!『月』特報



実際に起こった障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の小説「月」を原作に、脚本・監督に石井裕也、主演に宮沢りえ、共演に磯村勇斗、二階堂ふみ、オダギリジョーといった布陣で製作した映画『月』の特報が解禁となった。

モチーフとなっているのは、2016年7月26日に相模原市の障害者施設で起こり、衝撃を与えた「相模原障害者施設殺傷事件」。これに、事件を起こした個人を裁くのではなく、事件を生み出した社会的背景と人間存在の深部に切り込まなければならないと感じたという著者が、「語られたくない事実」の内部に潜ることに小説という形で挑戦した。

解禁となった特報は、穏やかなメロディーと共に重度障害者施設の日常から始まる。働き始めたばかりで真摯に仕事と向き合う洋子(宮沢りえ)、慣れた手つきで髪を結う陽子(二階堂ふみ)、入居者と心通わせるさとくん(磯村勇斗)が映し出される。だが、「俺ね、今夜、この国の平和のためにさ、障害者たちを殺すよ」という言葉とともに映像のトーンは一変! 「世に問うべき大問題作にして、大傑作の誕生」(見城徹)というテロップが映し出され、続いて洋子が「人を傷つけるのはダメ」とさとすと、これにさとくんが「人ってなんですか?」と聞き返す場面も。そしてついに、その日を迎えることとなるが…。

主人公の洋子を演じる宮沢りえの⻤気迫る表情、洋子を支える夫を演じるオダギリジョーのどことなく漂う諦め感。施設で働く洋子の同僚を演じる二階堂ふみは自我とプライドと闘い、そして「命」を裁こうとするさとくんに磯村勇斗が挑み、「狂気」とひと言で裁くことのできない問いを突きつけていく。

【STORY】
そして、その日は来てしまった。 深い森の奥にある重度障害者施設。ここで新しく働くことになった堂島洋子(宮沢りえ)は“書けなくなった”元・有名作家だ。彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と2人で慎ましく暮らしていた。 施設職員の同僚には、作家を目指す陽子(二階堂ふみ)や、絵の好きな⻘年さとくん(磯村勇斗)らがいた。 そしてもう1つの出会いー洋子と生年月日が一緒の入所者「きーちゃん」。光の届かない部屋で、ベ ッドに横たわったまま動かないきーちゃんのことを、洋子はどこか他人に思えず親身になっていく。 しかしこの職場は決して楽園ではない。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにする。そんな世の理不尽に誰よりも憤っているのは、さとくんだ。彼の中で増幅する正義感や使命感が、 やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく―。そして、その日はついにやってくる。

【CAST】                                            
宮沢りえ、磯村勇斗、⻑井恵里、大塚ヒロタ、笠原秀幸、板谷由夏、モロ師岡、鶴見辰吾、原日出子/高畑淳子、二階堂ふみ/オダギリジョー

【STAFF】
監督・脚本:石井裕也/原作:辺見庸『月』(角川文庫刊)/音楽:岩代太郎/企画・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸/配給:スターサンズ

[2023年/日本/144分]

(C)2023『月』製作委員会

2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほかにて全国公開

#宮沢りえ #磯村勇斗 #オダギリジョー #二階堂ふみ

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