暴力団事務所の跡地に、福祉と地域の交流拠点を整備するプロジェクトを応援しようと、俳優の高良健吾さんが27日、北九州市を訪れました。
俳優の高良健吾さんは27日夜、北九州市戸畑区のウエル戸畑で、困窮者支援に取り組むNPO法人・『抱樸』の奥田知志理事長とトークイベントを開催しました。
小学生のころ北九州市に住んでいた高良さんは、ことし3月に『抱樸』が行っている炊き出しに参加しました。
『抱樸』が、北九州市の特定危険指定暴力団・工藤会の本部事務所跡地に、福祉と地域の交流拠点を整備するプロジェクトに、俳優として協力できることを考え、今回のイベントが実現しました。
■俳優・高良健吾さん
「誰もが、ないがしろにされない街づくりという、僕はそこが大切だと思っていて、僕はそういうのが、北九州から、この抱樸から始まっていけば、日本全部に広がっていくのかなと思っています。」
『抱樸』の奥田理事長は、交流拠点の建設費用が想定より膨らんでいるとして、改めて支援を呼びかけたいと話しました。
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