『飛べ!ダコタ』映画オリジナル予告編(15秒バージョン)



その島が選んだのは、憎しみか、日本人の誇りか

終戦から5ヶ月、佐渡の地に舞い降りた一機の英国機が運んだものは――
67年の時を経て今蘇る、戦争と国境を越えた感動の実話

昭和21年(1946年)1月14日??終戦から、わずか5ヶ月後のその日、鉛色の空を切り裂いて、一機の飛行機が佐渡島にある高千村の海岸に不時着した。それは、イギリス軍の要人機《ダコタ》であった。
 真っ先に駆けつけたのは、海を見渡せる丘の上から、その光景を目にしていた森本千代子(比嘉愛未)だった。《ダコタ》から降り立ったイギリス兵の身を案じて近付いていくと、警戒した兵士が銃に手を掛けた。そこへ、千代子の父親で村長の新太郎(柄本明)と、警防団長の高橋(ベンガル)、国民学校の浜中校長(螢雪次朗)たち、村の有力者が駆けつけてきた。向こう見ずな千代子を叱り飛ばして手を振り上げた新太郎を、イギリス兵が止めに入った。どうやら、敵意はなさそうだ。新太郎は通訳代わりに連れてきた大学講師の石川(山本浩司)を介して、事の次第を聞き出した。
 機長のブラッドリー少佐以下、イギリス軍のパイロットたちは、上海の英国総領事を東京まで送る途中で悪天候に見舞われ、やむなく不時着したのだという。ダコタの修理を終えるまでは、この地に止まらざるを得なくなったのだ。
 新太郎は考えあぐねた末に、「困った者を助けるのが、佐渡ん人間(さど もん)」という、この土地に根付く精神に従って、《ダコタ》が飛び立つまでの間、イギリス兵たちを自分が営む旅館に迎えることにした。ただひとり、警防団長の高橋だけが協力を拒んだ。彼は娘を空襲で亡くしていたのだ。

9月7日(土)より、新潟県内先行ロードショー!
10月5日(土)より、シネマスクエアとうきゅう、有楽町スバル座他、全国ロードショー
(C)「飛べ!ダコタ」製作委員会

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~まだまだあるぞ、素敵でわくわくする映画~

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