松岡茉優&窪田正孝、運命の出会いを果たしたふたり!エレカシの主題歌にのせハイテンション演技合戦  映画『愛にイナズマ』



石井裕也監督最新作、松岡茉優と窪田正孝をW主演に迎えた『愛にイナズマ』が10月27日より全国公開となる。

 騙されて大切な夢を奪われた花子(松岡茉優)と正夫(窪田正孝)が運命的な出会いを果たし、どうしようもない家族の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語である本作は、誰もが本音を隠した鬱屈とした社会の中で不器用でも精一杯生きる人々を、愛と希望とユーモアをちりばめながら圧倒的熱量で描き出します。この度、特報が解禁された。

 特報では、念願だった夢の実現を間近に幸せそうな花子と、そんな彼女に想いを寄せ、背中を押す正夫の優しい眼差しが映し出される冒頭から一転、卑劣な大人たちによって花子の夢はあっけなく奪われてしまう。雷が鳴り響く大雨の夜、やり場のない悔しさと憤りを、本音でぶつけ合う二人。 「クソ意味不明に舐められるのは許せない!」「じゃあ俺もです!」

 起死回生を図った二人は、10年以上音信不通だった”どうしようもない家族”の元を訪れる。そこには「おまえも少しはアクセルをビュンしてみろよ」と独特なワードセンスでマウントを取る長男・誠一(池松壮亮)、そんな長男に向かって「ほんっとヤダ!」と憤慨する次男・雄二(若葉竜也)、そんな子供たちを前に「どうすりゃいいんだろうな…」と狼狽えるしかないダメ親父・治(佐藤浩市)の姿が。

 また、今回の特報では今年デビュー35周年を迎えるエレファントカシマシ「ココロのままに」(1989年)が主題歌となることも明らかになった。理不尽がまかり通る社会に「噓ばっかついてんじゃねえ!」と、痛快な反撃の狼煙(のろし)を上げる花子をパワフルに後押しする楽曲は、「どうしてもこの曲を起用したかった。花子にはこの曲を鳴らしてあげたかった」という石井監督の熱い要望で実現した。

1 comment
コメントを残す