映画『線は、僕を描く』青春水墨画ドラマ、主演の二人が美しい【映画レビュー 考察 興行収入 興収】【横浜流星 清原果耶 細田佳央太 三浦友和 富田靖子 河合優美】



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●内容紹介(映画.comより引用)
水墨画の世界を題材にした砥上裕將の青春小説「線は、僕を描く」を、横浜流星の主演、「ちはやふる」の小泉徳宏監督のメガホンで映画化。

大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で水墨画と運命的な出会いを果たす。白と黒のみで表現された水墨画は霜介の前に色鮮やかに広がり、家族を不慮の事故で失ったことで深い喪失感を抱えていた彼の世界は一変する。巨匠・篠田湖山に声を掛けられて水墨画を学ぶことになった霜介は、初めての世界に戸惑いながらも魅了されていく。

篠田湖山の孫で霜介にライバル心を抱く篠田千瑛を「護られなかった者たちへ」の清原果耶、霜介の親友・古前を「町田くんの世界」の細田佳央太、霜介に触発されて古前と共に水墨画サークルを立ち上げる川岸を「サマーフィルムにのって」の河合優実が演じ、三浦友和、江口洋介、富田靖子らが脇を固める。

2022年製作/106分/日本
配給:東宝

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●映画評価額

大人映画館料金1800円を基準にいくらまでなら出していいかで評価します。

1800円 金字塔(そのジャンルの最高峰レベル)
1700円 神作(数年に1度やってくる大当たり)
1600円 名作(その年のナンバーワンレベル)
1500円 傑作(その年のベスト5以内レベル)
1400円 優秀作(その月のナンバーワンレベル)
1300円 秀作(金を払っても損なし)
1200円 良作(オススメできる最低ライン)
1100円 佳作(そこそこ面白い)
1000円 及第作(映画館正規料金を払って許せる及第ライン)
 900円 力作(惜しい! 映画の日の1000円なら許せる)
 800円 凡作(DVD新作料金なら許せる)
 700円 拙作(DVD準新作料金なら、まあ)
 600円 愚作(DVD旧作料金でなんとか)
 500円 駄作(金返せ!ライン)
 400円 下作(絶望・茫然自失)
 300円 ゴミ(鑑賞中断・殺意が芽生えるレベル)
 200円 クズ(発狂)
 100円 ゲロ(もうね、作品が嫌いというよりこいつを作っているヤツらが嫌い)
90円以下 Z級(もはや伝説。狙って出せる評価ではない。大半の人は理解できないが熱狂的ファンがつく。まさに逆金字塔!)

●PCで視聴してる方へ
画面右下にある歯車マークをクリックして
「1080p」以上を選ぶときれいな画像で
視聴することができますよ~

50代男性、小説家(ミステリ)です。また歯科医師でもあります。このチャンネルでは映画やドラマ、ゲームなどのレビューをメインにお届けしています。

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3 comments
  1. 淡々と展開する割には、全く退屈しないで最後まで鑑賞しました。
    演者の作画感がリアルで、本物の水墨画家に見えました。
    横浜流星の影がある美しさ、心理のグラデーションが水墨画を通して見事に描かれています。
    最近大規模公開の映画のレヴュー評価が低い。本作はいい評価を期待したい。

  2. 水墨画の映画。予告編に惹かれました。

    (ネタバレあり)

    やはり"水墨画"が素晴らしかった。私だけの見方かもしれませんが、この映画の主人公は"水墨画"ですね。

    もちろん、役者陣も素敵でした。特に三浦友和さんには少し驚きました。最近の友和さんの出演作を観ていなかったこともあると思いますが、友和さんと知らなければ、まったくの別人だと思っていたでしょう。

    物語では、青山霜介(横浜流星)の喪失感や湖山(三浦友和)と千瑛(清原果耶)の確執が語られ、千瑛や西濱湖峰(江口洋介)と藤堂翠山(富田靖子)の関係にも触れられますが、必要以上に重くない扱いで気持ちよく観ることができました。

    湖山の過去や、果耶の両親について一切触れなかったのも、それで良かったと感じました。西濱が住み込みで家事を取り仕切っている事情を伏せてあったのも、上手い演出ですね。(彼自身が一流の絵師であることを明かしたときの驚き!)

    芸術家たちのこだわりのある情念を扱う作品としては、いい意味で、熱すぎない空気が心地良かったですが、それも"水墨画"自体が主人公だからだと感じました。

    その"水墨画"ですが、観衆の前で一気に描き上げるパーフォーマンスが圧巻です。これぞアートですね。

    見事なピアノ演奏だと思っていたのにカーテンが上がって自動演奏だと分かったら興覚めですし、「今の時代、ヨットで世界一周して何の意味があるんだ」というのも無粋の極みです。AIを相手にしたら、チェスはかなり以前から、将棋や囲碁も最近はプロでも勝利するのは困難になっています。しかし、こういうボードゲームのプロの真剣勝負の人気は衰えていません。

    スポーツなども含めてアート・芸術が生み出す感動というのは、人間のパーフォーマンスに因っているところが大きいんだな、とつくづく実感します。

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