※29:06 ゾフィ→ゾーフィ、声優:高橋一生→山寺宏一
大変申し訳ございません。
0:00 導入
0:33 ネタバレなし感想
3:25 ウルトラマンへの思い入れ
4:32 ネタバレあり感想
6:16 庵野秀明の企み
7:43 興行収入について
10:04 カラータイマーについて
11:08 おもしろかったシーン
11:35 山本耕史について
11:53 斎藤工について
12:23 長澤まさみの○○について
13:54 ゼットン
14:43 ビックリしたこと
17:41 スタッフT感想
18:57 平日上映との差について
19:48 ○○(作品名)に似てる!?
20:41 シン・ゴジラがヒットした理由
21:24 ○○(作品名)に似てる!?➁
21:59 音楽について
29:06 キャストについて
29:58 興行収入について➁
32:15 次回作について
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数々のヒット作を世に送りこんできた現役映画プロデューサー・酒匂暢彦が、新作旧作を問わず映画及び映画業界の表側裏側を語る映画チャンネルです。
映画をただ鑑賞するだけでなく、監督の制作意図や演出方法、俳優の演技などのクリエイティブ面へ興味関心のある人に対する情報をお届けします。
ナビゲーター:酒匂暢彦<株式会社CHANCE iN 代表取締役>
1984年、日本ビクター株式会社(JVC)入社。1997年、株式会社クロックワークスを設立し、同社代表取締役に就任。 同社で数多くの映画を配給し、02年『少林サッカー』では28億円の興収を記録、09年『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』では興収40億円の成績を上げる。2010年、株式会社 チャンス イン を設立。他の主な配給作品は『CUBE』(98)『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)『マッハ!』(04)『スーパーサイズ・ミー』(04)『THE JUON/呪怨』(05)『運命じゃない人』(05)『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序』(07)『ヒトラーの贋札』(08)『アフタースクール』(08)『チェイサー』(09)『ファッションが教えてくれること』(09)近年のプロデュース作品は、『窮鼠はチーズの夢をみる』(20)
<ゲスト:映画宣伝プロデューサー竹内 伸治>
石油会社を経て、1988年4月に株式会社シネマテン入社、同年9月株式会社アスミックに出向、翌89年6月同社に正式入社。当初はレンタルビデオ用の本編映像制作、宣伝材料制作などを担当。16mm文化映画の制作担当、レンタルビデオ営業なども追加され、アスミックの劇場配給進出に伴い、配給宣伝、配給営業、字幕制作、宣伝材料制作、買付などをすべて同時期に担当していたこともある。
16mm映画製作窓口としては大澤豊監督作『さようならカバくん』(89)などを担当。宣伝プロデューサーとして、『ツルモク独身寮』(91/今関あきよし)、『ボブ・ロバーツ』(92/ティム・ロビンス)、『キリング・ゾーイ』(94/ロジャー・エイヴァリー)、『ユージュアル・サスペクツ』(95/ブライアン・シンガー)、『ファーゴ』(96/ジョエル・コーエン)、『八日目』(96/ジャコ・ヴァン・ドルマル)、『日蔭のふたり』(96/マイケル・ウィンターボトム)、『スクリーム』(96/ウェス・クレイヴン)、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(96/ウディ・アレン)、『スリング・ブレイド』(96/ビリー・ボブ・ソーントン)などを担当。
98年4月に株式会社アスミックとエース ピクチャーズ株式会社が合併、アスミック・エース エンタテインメント株式会社となる。映画宣伝グループ グループリーダー、宣伝部長、取締役宣伝部長、執行役員宣伝担当、常務執行役員映画宣伝グループ/映画製作グループ/大阪営業所担当などを歴任、09年12月31日付で同社を退社。最後の役職はエグゼクティブプロデューサー。
アスミック・エースでの宣伝プロデュース作品に『ビッグ・リボウスキ』(98/ジョエル・コーエン)、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)、『雨あがる』(99/小泉堯史)、『ショコラ』(00/ラッセ・ハルストレム)、『ターン』(00/平山秀幸)などがあり、最後の宣伝プロデュース作品は外国映画『めぐりあう時間たち』(02/スティーヴン・ダルドリー)、日本映画『ジョゼと虎と魚たち』(03/犬童一心)。宣伝監修、宣伝統括としては、『阿弥陀堂だより』(02/小泉堯史)、『ホテル ビーナス』(04/タカハタ秀太)、『間宮兄弟』(06/森田芳光)、『アーサーとミニモイの不思議な国』(07/リュック・ベッソン)、『ソウ』シリーズ(04-11)などを担当。04年からはドリームワークス作品配給に従事、05年から日本公開が始まり、『シャーク・テイル』(04/ビボ・バージェロン、ヴィッキー・ジェンスン、ロブ・レターマン)、『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』(05/ブラッド・シルヴァーストーン)、『マダガスカル』(05/エリック・ダーネル、トム・マクグラス)、『ミュンヘン』(06/スティーヴン・スピルバーグ)、『森のリトル・ギャング』(06/ティム・ジョンスン、ケアリィ・カークパトリック)などの統括を手掛ける。08年にはプロデューサーとして、森田芳光監督作品『わたし出すわ』を初めて担当、翌09年に完成し公開した。
アスミック・エース退社後の10年、11年はフリーで、アスミック・エース配給『ソウ ザ・ファイナル3D』(11/ケヴィン・グルタート)、セテラ・インターナショナル配給『あしたのパスタはアルデンテ』(11/フェルザン・オズペテク)の宣伝監修を担当。
11年10月1日付で、株式会社スターサンズ執行役員映画事業担当に就任。ヴェルナー・ヘルツォーク監督作『世界最古の洞窟壁画 忘れられた夢の記憶』(10)、パオロ・ソレンティーノ監督作『きっと ここが帰る場所』(11)、ヤン・ヨンヒ監督作『かぞくのくに』(12)の宣伝プロデュースを担当し、翌12年同社を退社。13年1月劇場公開した、パオロ&・ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟監督作『塀の中のジュリアス・シーザー』をフリーランスの宣伝プロデューサーとして担当した。
また、04年にはペンネームで夕刊フジの映画コラム「スクリーンの裏側から愛をこめて」を4月から9月までの半年間に亘って連載、映画コメンテーターとしてBSフジ「映画大王」(00-01)、TX「ミューズの晩餐」(10-11)などに出演している。
#シンウルトラマン #レビュー #庵野秀明 #斎藤工 #長澤まさみ #山本耕史 #西島秀俊 #早見あかり #有岡大貴 #田中哲司 #竹野内豊 #高橋一生
26 comments
シン・ウルトラマン
地方なので多分再度の放送ながら幼少時に観ていたヒーローでした。その当時唯一無二のヒーローが最後にゼットンに敗れる結末に悲しかった思い出だけが今も残っています。だから「帰ってきたウルトラマン」が嬉しかったです。
「シン・ゴジラ」と比較されがちな本作ですが線画のようなスペシウム光線や着ぐるみ感が満載の怪禍威獣の造作には驚かされました。だがそれも原作へのリスペクトからのリブートだと知ってしまうとより納得です。だから次なるヒーローだった「シン・仮面ライダー」も楽しみです。まあ仮面ライダーには禍特対のような対決した組織が無いので専門用語の台詞合戦もなく興味が少々削がれますが… ショッカーかなあ?
ということで だいぶ未来のリクエストをお願いします。理由になってますか。(笑)
ちなみに主演の斎藤工さんですが僕の心に刺さっている直近のドラマが Netflixでの「ヒヤマケンタロウの妊娠」ですね。地上波ではないのでここで取り上げられていないのが残念ですが…
賛否両論を呼ぶ作品ですね。で、僕は、その両論の渦中に入る気持ちも起きない作品でした。さぁ、次の作品にサッサと、という気持ちに?😅
酒匂さんをいつもやり込める、シンジ・ウルトラマン?がゲスト出演している「シネマサロン」の方が、僕は好きですけど!🙌
一回目見たときは、オープニングの禍特対設立の経緯説明にウルトラQの怪獣たちを畳み掛けるように豪華に贅沢に見せたり、画角のほとんどを人の背中や椅子等が占めるいわゆる実相寺アングルも多用したりして、基本的にはオタクオッサン(自分のような😅)向け映画かな、との印象を受けました。
二回目はその興奮も抑えられてフラットに見れた上、間にオリジナルのTVシリーズ(第18、33、39話)復習を挟んで見たら、「シンウルトラマン」は、新たなストーリーだった「シンゴジラ」に対し、オリジナルで描きたかった本質部分にフォーカスしたリメイク作品と理解しました。
そう考えると、自分らも子供の頃は小難しい話は考えずに興奮出来たので、是非子供たちにも「シンウルトラマン」を大画面、大音量で見て刷り込んで欲しいな、と思いましたね。
ちなみに、ゴジラ、エヴァンゲリオンと「シン」シリーズは3回ずつ見て来たので、ウルトラマンももう一回見に行くと思います。
「三位一体」私の好きな言葉です(笑)
PS. ガボラ倒した後に、明らかに意識して「あとしまつ」って言ってましたね😅
M八七なのは、そっちが正しかったのにM78と当時誤植されて定着しちゃったからです。
同じく 児童誌の誤情報で、ゼットンを宇宙人ゾーフィが連れてきたと書かれたのが、今回の元ネタです。
あとゾーフィ(ゾフィーではなく)の声は山寺宏一さんで、高橋一生さんは、斎藤工と分離した後のウルトラマンの声です。
ゼットンはエヴァンゲリオンの使徒でしたね。そこが庵野イズムがあって面白い。
映画はかなり楽しくて、可能な限りリピート鑑賞したいですね。
何度もウルトラマンは再放送で見たので、最初からワクワクでした。
そうゆう意味では、再放送があまりなかったブースカはDVD BOXを買って観ました。
断片的ではあるものの覚えているのでびっくりしました。
平日の映画館は年齢層が高いので、庵野氏にはシンブースカを作って欲しいですよ。
個人的には詰め込み過ぎ感ありでそこまで楽しめなかったです、世代的にはリアタイ世代ではありませんが
幾度目かの再放送で見ていました、帰ってきたウルトラマンあたりからリアタイ世代かな?
話としては、禍威獣編と外星人編2部構成でやって欲しかったです。
酒匂さんがここまで熱くて驚き!マルチバース的な「シン」シリーズは政治家官僚についてやれそうですねw
シン・ウルトラセブンやるなら「ノンマルトの逆襲」に絞って移民問題とか絡めてやって欲しいと思います。
個人的には、ぜひ「シン・ウルトラQ」と「シン・ウルトラセブン」をつくってほしいと思いました。
噂では、「シン・ウルトラセブン」が予定があるみたいですけど・・・
毎週楽しませてもらっています。初投稿になります。
私は幼稚園のときに『実相寺昭雄監督ウルトラマン』というテレビシリーズの総集編映画版を観て、ジャミラが可哀想で軽くトラウマになった者です。怪獣ソフトビニル人形は好きでしたが、特にウルトラマンへの思い入れはありません。
私自身は序盤30分は楽しめましたが、それ以降は呆れてしまいました。娯楽映画に必ずしもドラマが必要かとは思いませんが、ウルトラマンが何故、人類を選んだのかが全く分かりません。全て台詞で説明されているだけで、人間が描けていないので、何故???と思いながら観ていました。
また劇中で描かれている長澤まさみ演ずるキャラに対する描き方が、対するカメラワーク含めて「気色悪かった」です。アニメの『エヴァンゲリオン』の女性に関する数々の描写(時に母性、時に性欲の対象という極端な描写)も、余りに現実離れしていて気持ち悪かったですが、それをそのまま実写でやられるとキツいものがありました。この点について、スタッフTさんの意見も伺いたかったです。
脚本も監督も中高年男性であり、またこの脚本を通したカラーや東宝含めて、主要な関係者は中高年男性が殆どではないのか、その「変さ」に誰も違和感を抱かなかったのではないでしょうか。
この映画を観て、邦画の製作時にも幅広い視点でのチェックが必要だと思った次第です。
あれもこれも詰め込み過ぎて全体的に端折り気味な展開で残念。
三部作とまではいかなくてもせめて前後編に分けた方が良かったのでは?
メフィラス星人と米津玄師の歌は良かった。
事前に勉強してほしかった……
酒匂さんが喜々として語っているのが素敵。SFお好きなんですね。
オリジナル音楽、抑揚の効いたセリフと効かないセリフ、あくまで特撮に拘った戦闘、半世紀前の空気感の絶妙な再現等。59歳の私には、堪らない、愛すべき映画でした。
庵野さんは忙しいとか言いながら、制作、脚本、編集、撮影に選曲やモーションアクターまでこなして、ホントに忙しいんか? と思いました。
カラータイマーが無いのが今っぽいとおっしゃいましたが、最近のウルトラマンは星形だったりダイヤ形、V形、X形、O形、Z形。最新作は胸の真ん中からずれた箇所に着いてたりと、凝った物が多いです。
流石の竹内さんも突っ込むタイミングが無い程、饒舌な酒匂さん。余程お気に入りなんでしょうね。
(竹内さん風言えば)大変面白く拝見しましたが、初代ウルトラマンのよくできたダイジェスト版って感じ、それだけでした。
CGなのに特撮風の映像とか、マニアが喜ぶ小ネタだとか、ウルトラマン大好きなおじさんが功成り名遂げ「僕の考えたウルトラマン」を作ったのでしょう。
大量の文字情報と台詞情報でけむに巻くやり方とか多用される実相寺アングルに辟易しかけたところ、2時間弱で終わってくれて丁度いい長さでした。
一部で指摘されているところですが、風呂に入ってないって言ってる女性をクンカクンカするのは、気持ち悪かったです(セクハラオヤジ共は「外星人だからセーフ」とか謎理論で擁護しそうですけどね)。
シン・009!
見たいです!
取り上げていただき、ありがとうございます!
天使編の実写、見たいです!
エンドテーマの米津玄師さんの歌、「禍威獣(海獣)の子供」かよ、と思いました。
僕も岩本了さんが出てきたんで、大怪獣のあとしまつ(2回観ました)を思い出してクスクスしました(´・ω・`)
シンゴジは夏休み映画だったので、ウルトラマンはそこまで興行伸びないと思います。
よくて30~50かと。
怪獣好きとしては今回の映画は、、、
個人的には内山まもる漫画の背景に地球のような文明と暮らしがあるウルトラマンが好きなので、今回の調停者はたまた神のような存在のウルトラマンは肌に合わなかったですね
と言うかまたエヴァみたいな聖書やら死海文書のようなところからインスピレーション持ってきて欲しくないかなぁ
仮にやるにしてもオマージュよりもっと監督色出すくらいして欲しいかと
公開されている企画書によると、映画は三部作構想で、そうなる前の単品企画では、次の二作目が本編だったようです。
つまり、本命は続シン・ウルトラマン。あるいは『帰ってきたシン・ウルトラマン』ということですね。庵野さんがDAICON FILM時代に撮った映画も、ズバリ『帰ってきたウルトラマン』ですから。しかも続編は、脚本・監督・プロデューサー庵野秀明を予定と記されています。
本作が、そのお膳立て(ウルトラマンと光の星、外星人の科学力、禍威獣と先住人類、多元宇宙における地球の評価などを説明する作品)だとすれば、数年後を描くであろう続編は、外来テクノロジーを応用した禍特対の制服、対禍威獣のスーパーメカ、強力な武器など、今回見送られたガジェットが理論上すべて登場可能になり、よりSF色の濃い続編になるんじゃないかと期待しています。
その為にも、まずは本作にヒットして欲しい。
ハリウッドのSFファンタジーとは一味も二味も違う「空想特撮映画」。面白かったです。怪しげで、ツッコミどころ満載。おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさがありました。
(以下、ネタバレ少々あり)
ガイセイジンの見せ方が中々シュール。ザブラが帽子かぶってるとか、メフィラスが名刺を出すとか。ウルトラマンとメフィラスが公園や居酒屋で会談をするのは、正に実相寺テイストでしたね。
長澤さん、さすがのコメディエンヌでした。
(ちなみに、コメディタッチの演技が自分の地に近いと、以前おっしゃってました)
そして最後、人類が強力な兵器になりうることが諸宇宙に知れてしまった今、そのまま放置できるわけはなく、消滅させるのでなければ、監視下に置くしかないのですが・・・
「シン・ウルトラセブン」の伏線でしょうか??
シン・ゴジラとの比較はあまり意味ないと思います。そもそも、シン・ゴジラは怪獣映画ではないですから。ゴジラは狂言回し的な脇役にすぎません。
(日本映画初の、首相はじめ閣僚ほぼ皆殺しで、危機管理がテーマ。国会議員の間に「見ておくべきだ」と口コミで広まったとか・・・)
P.S.:
ウルトラマンの故郷についてですが、もともとはM87の設定だったのに、脚本にM78と誤記されてしまった、というのは結構有名な話です。
M87は謎の強力なX線を発する銀河として知られていましたので、ウルトラマンの故郷にふさわしいと考えたのでは、と憶測します。
現在ではこのX線原は解明され、太陽質量の65億倍の超巨大ブラックホールだと分かっています。昨年、史上初めて撮影されたブラックホールもこのM87のものです。一方、M78はガス状暗黒星雲にすぎないので、元の設定の有名銀河に戻したのだと思います。
>ウルトラマンの配信
ウルトラQ、ウルトラセブンは、少し前、NHK深夜でやっていましたね。
ほとんどの作品に、
「作中に一部不適切な表現がみられますが、オリジナルを尊重して当時のまま放送しました」
のようなコメントが付いていました。
これは批評家泣かせの映画だと思います.
批評家は,情報の非対称性で価値を認められていると思っています.
要するに,一般人よりも批評家の方が詳しいから成り立つわけです.
ウルトラマンは現在60歳あたりのひとはみんな見ていた.しかも自我の形成の重要な時期に見ている.
シンウルトラマンが旧作リスペクトや違いについてどうなのかは見れば誰でも心の深いところでわかるわけです.
仮に高名な批評家が,「ここは違う」と言ったとして,一般人でも即座に「そうだ」とはならない.
誰だって,6歳くらいの頃は鼻垂らして情けない姿で親の庇護のもとで生きていた,だらしない子供だったに違いないわけだから.
したがって,いきおい,得意分野の映画的な手練手管がいいとか悪いとか,宣伝戦略がーといった話になります.
それでしか読者の共感は呼べない.
脚本がいいとかわるいとか,キャスティングがどーだこーだ,声優がー.というのは
実は評論の大きな部分ではないと思います.主観的な部分でどれだけの説得力を持って批評できるかが
重要だと思います.
「神は細部に宿る」この部分で批評家は今回は優位に立てないかなーと思います.
その意味においては,本作は実に扱いにくい作品だろうと思います.
個人的にですが,
評論は,直感的に面白いと感じるかどうか.それ以外はその判断を正当化させるための後知恵でしかないと思うんですよね.
その意味では,庵野秀明は実に卑怯なところをピンポイントで狙って攻めている.
一昔前なら,オタクの作ったカルトムービーでしかないものをメジャーな東宝配給でガンガンやる.
老後の楽しみという話もありますが,いやいや,ビジネスセンスは相当なものがあると思います.
2時間枠に様々なエピソードやオマージュを取り込んでいるので展開も忙しかったですね。
ウルトラマン幕の内弁当てか、お子様ランチでした。めっちゃ面白かったけど、前編と後編に分けて、じっくり観たかったかも。
何年か後に「シン・ウルトラセブン」も観たい!
本作は未鑑賞です。
リアルタイム世代ですが、怪獣ではカネゴンが恐かったです。
昔のウルトラシリーズは教訓めいたところがありましたね。
ゾーフィの声は「山寺宏一」さんです。
2015年に公開されたアニメーション作品
『ザ・ウルトラマン
ジャッカル対ウルトラマン』
で山寺氏が「ゾフィー」の声を担当されたことのつながりと思われます。(エグゼクティブプロデューサーは庵野秀明氏です)