水上恒司主演のディストピア映画『本当にあった話(の話)』が、10月2日に全国公開されることが決定し、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。

本作は、世間を震撼させた「配偶者入れ替え連続殺人事件」から数十年後を舞台にしたサスペンス。事件を題材にした舞台で主演に抜てきされた演技未経験の会社員・夛田(水上恒司)が、役にのめり込むあまり虚構と現実の境界を見失い、やがて周囲を巻き込みながら狂気へと突き進んでいく姿を描く。

主人公・夛田を演じる水上は、純粋さと危うさを併せ持つ人物像を圧倒的な存在感で体現。共演には黒木華、山下美月、小池栄子、佐々木蔵之介ら実力派キャストが集結し、それぞれ”正義”の仮面の裏に本音を隠した人物を演じる。

あわせて公開された予告編では、Maika Loubtéの楽曲「鋼の馬」を背景に、夛田が役柄へと飲み込まれ、周囲の人間たちを翻弄していく様子を映し出す。黒木華演じる米良から「やっぱ頭おかしいね?」と言い放たれる場面や、不気味な笑みを浮かべる夛田、さらには謎のダンスを踊る登場人物たちなど、登場人物全員の狂気を感じさせる映像に仕上がっている。

監督は、『赤色彗星倶楽部』などで注目を集め、本作が商業デビュー作となる武井佑吏監督。虚構と現実が交錯する不穏な世界観を、毒気を帯びたユーモアを交えながら描き出す。