俳優の水上恒司が主演を務める映画『本当にあった話(の話)』(10月2日公開)のポスタービジュアルと予告編が解禁された。水上が演じる主人公・夛田(ただ)の“顔面崩壊”級の狂気あふれる笑顔が印象的なビジュアルとなっている。

 本作は、「たったひとりが信じた“本当のこと”が、この世界を狂わせる。」をテーマに描くディストピア映画。実際に起きた殺人事件を題材にした舞台へ主演として抜てきされた男が、役柄にのめり込むあまり現実と虚構の境界を見失い、周囲を巻き込みながら狂気へと突き進んでいく。

 水上が演じる主人公・夛田は、演技経験のない会社員だったが、“配偶者入れ替え連続殺人事件”を題材にした舞台の主演を務めることになり、自らの経験と役を重ね合わせたことで次第に人格が変貌。やがて相手役・米良(黒木華)、脚本家・垣内(小池栄子)、演出家・加藤(佐々木蔵之介)らを巻き込みながら、戦慄の結末へと向かっていく。

 あわせて公開された予告編では、Maika Loubté(マイカ・ルブテ)による楽曲「鋼の馬」をバックに、夛田が役へと飲み込まれていく様子を描写。米良から「やっぱ頭おかしいね?」と突き放される場面や、暗闇の中でパソコンの光に照らされながら不気味な笑みを浮かべる夛田の姿が映し出される。

 さらに、謎のダンスを踊る米良をはじめ、夛田だけでなく周囲の登場人物たちもどこか狂気を帯びた様子が映し出され、「狂っているのは彼か、それとも世界か」という問いを観客に突きつける内容となっている。

 監督・脚本は、『赤色彗星倶楽部』でPFFアワード日活賞などを受賞した武井佑吏監督が務め、本作が商業映画デビュー作となる。

水上恒司 黒木華 山下美月 大東駿介 山本浩司 / 小池栄子 / 佐々木蔵之介
原作:鴻池留衣『本当にあった話(の話)』(文藝春秋)
音楽:Maika Loubté
監督・脚本・編集:武井佑吏
製作:石井紹良 岸善幸 髙橋紀行 太田和宏
プロデュース:中村優子
企画・プロデューサー:杉田浩光
撮影・編集:渡邊雅紀 照明:志村昭裕 録音:豊田真一 美術・装飾:遠藤善人
製作委員会:murmur テレビマンユニオン KDDI 東京テアトル 制作プロダクション テレビマンユニオン 配給 東京テアトル/murmur
©️鴻池留衣/文藝春秋/2026「本当にあった話(の話)」製作委員会 honbana.com @honbana_mv