「雪待夜(ゆきまちよる)」
作詞・松本隆
作曲・筒美京平
原曲歌唱・太田裕美さんのカバー
1978年12月5日に発売予定だった、太田裕美さんの13枚目のシングル候補曲だった楽曲です。
当時、歌入れまで行ったものの、同日発売予定のアルバム、『海が泣いている』がロサンゼルス録音のウエスト・コーストの風が吹いているサウンドであるのに対して、こちらの曲はやや演歌寄りの、日本の湿ったサウンドだっため、リリースされることなく、その後お蔵入りとなりました。
結局、アルバム、『海が泣いている』からシングルカットされた、「振り向けばイエスタディ」がリリースされました。
私が思うには太田裕美さんは、デビュー曲の「雨だれ」から歌謡曲とニューミュージックの中間的楽曲で日本人の心に寄り添った切ない歌声を聞かせてくれていたので、ウエスト・コーストの風が吹いているサウンドである必要があったのか疑問です。
ただ、雪に埋もれて凍ってしまいたいけれど、雪が降ってくれない雪待夜という詩は、あまりに悲しいです。