吉岡里帆、インディーズ映画で自身のキャリアを積んだことを語る。「第三回東京インディペンデント映画祭授賞式」



2025年11月1日、ワテラスコモンホール(東京都千代田区)にて、第三回東京インディペンデント映画祭授賞式が行われ、審査員長の藤井道人監督と共に、特別審査員を務めた吉岡里帆が登壇。吉岡は、自身、インディーズ映画でキャリアを積んだことを振り返った。

※記事&フォトはこちらで配信予定
https://nbpress.online/

<受賞作品一覧>

▼グランプリ「NOVA」(寺田悠真)36分57秒
日系ブラジル人の娘ジェシカは、夢を追って地元を離れ東京へ出るも、AIの台頭で仕事を失う。
そんな彼女の前に、10年以上絶縁していた父カルロスが現れる。
彼もまたアジア人労働者に職を奪われ、最後に東京にいる娘に会いに来たのだった。
激動する時代の中で弾き落とされた日系ブラジル人親子二人は、互いに衝突し合いながらも仕事と人生を模索する旅に出るのだ。
そこで暮らす様々な人々に触れ合い、自身のアイデンティティに向き合っていく。
そして新たな生き方を見つけるのだ。

▼準グランプリ「つぐない」(宮部一通)38分37秒
行方不明になった幼い娘の帰りを一人待つ母・里美。母と娘、二人だけの母子家庭だ。
娘が行方不明になる前、たびたび母・里美は仕事帰りに、二人が住むマンションの管理人と娘が、親しげに遊んでいる姿を目撃する。時間が経てど一向に見つからない娘。
そんなある日、里美はゴミ置場で出くわしたマンションの管理人 から、里美と娘しか知るはずのない、ある事を告げられる。
娘の行方不明に関わっているのは誰なのか?なぜ娘は行方不明となったのか?
徐々に判明していく事実 の中で最後に残される真実とは…。

▼審査員特別賞「BARA」(chavo)19分56秒
北九州小倉にある薔薇族専門の成人映画館はゲイの出会いの場。
そこで出会った二人のゲイ。一人はド ラッグクイーンとして小さなショーパブで働き、一人はゲイであることを隠して生活。
「あんたが選んだ 物語でしょ?」LGBTの多様性が認められつつも、同性婚が違法とされている国で二人の人生が交錯する。

▼入選作品「エッセル坂を越えて」(西端実歩)25分
16歳の少女・内田翠が福井県三国町で迎える最後の日々を描く夏の終わりの物語。
翠は夏 休みが終わる頃に移り住むことが決まっている。
「内心では故郷への深い愛着と不安を抱える翠。町の美しい風景や思い出をカメラに収めながら、三国で暮らす 船箪笥職人の父・達治との時間を大切にし、その時間を通して自らの決断を固める。
職人気質の父・達治は家族の変わりゆく姿を切なくも受け入れ、娘との時間を通して自分と向き合っていく。
三国町を舞台にノスタルジーあふれる映像で、成長と別れの感情が繊細に描かれる父娘の物語。

▼入選作品「軽トラック娘」(高平桃見)19分47秒
熱風、武骨で飾らない漢気ハラスメント映画!漢気と人情を携えるフーテンの桃(工藤綾乃)と、蒲郡みかん農家の娘エミ(坂東希)のハートフルコメディ。
桃の相棒の軽トラ「サッチー」と全国 津々浦々の道中、桃は蒲郡・幸田を訪れ、エミ一家(父:竹中直人、母:高橋ひとみ)と数日間を共にする。
桃の漢気に振り回されるエミには、ある悩みがあり…そして桃にとっての漢気とは…暑苦しく泥臭く もハートにガツンと来る、ドタバタ人情劇!

東京インディペンデント映画祭 TOKYO INDEPENDENT MOVIE FESTIVAL(TIMF)
公式サイト】https://www.jimbochocollective.com/timf
公式X:@Jimbocho_Movief
公式Instagram:@Jinbocho.moviefes
公式Facebook:@jimbocho.eigasai

ナレーション:©音読さん

#TIMF
#東京インディペンデント映画祭
#吉岡里帆