「俺ではない炎上」主演の覚悟!阿部寛が見た“ネットの悪夢”の正体



「俺ではない炎上」主演の覚悟!阿部寛が見た“ネットの悪夢”の正体

映画「俺ではない炎上」で主演する阿部寛61は、SNSの炎上が普通の男の生活や人間関係を丸ごと焼き尽くす様を、現代の悪夢として体現した。台本を読んで「今の社会そのものだ」と感じ、誰もが明日には加害者にも被害者にもなり得ると語る。
一方で阿部自身はSNSを一切やらない。「俳優だから、演技で見せればいい」との信念があり、私生活をさらすほど観客は役ではなく“あのタレント本人がしゃべっている”ように見えて没入感が壊れると考える。その姿勢は爆速で有名な公式HPのミニマルさにも通じる。
この覚悟は長い下積みから生まれた。モデル出身の20代はフェラーリで校門に迎えに来るようなセリフもほぼないイケメン役ばかりで、「内面関係ねえな」と悔しさを抱え続けた。そこであえて悪役やコメディーに飛び込み、「こういうのもできる」と示したことでようやく評価が動き始めた。
1994年の主演映画「凶銃ルガーP08」では「これは演技で勝ち取った」と実感し、芝居そのものが武器になったと語る。今ではシリアスからコメディーまで真顔で状況を生ききる表現で観客の心をつかみ、日常ではチャットGPTなど便利な技術だけを取り入れる柔軟さで第一線に立ち続けている。
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