ジェシー(SixTONES)の歌唱力の凄さをプロがわかりやすく解説します。「虹、僕」MVリアクション歌い方分析!【玉置浩二】



↓で歌詞考察してます。

【SixTONES「Stargaze」解説】

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どうも、金やんの相棒で編集スタッフのしんちゃんです。
今回はジェシー(SixTONES)「虹、僕」のMVリアクション歌い方解説!

2025年6月4日発売のSixTONES15枚目のシングル『BOYZ』の初回盤Aに収録されたジェシーさんのソロ曲「虹、僕」。

作詞をジェシーさん自身が、作曲を玉置浩二さんが担当したこの楽曲は、リリース直後からファンの間で“涙が出るほど美しい”と話題を呼びました。
ジェシーさんが描いた言葉と、玉置浩二さんが紡いだメロディーが、見事に重なり合い、唯一無二の世界を築いています。

それでは、歌詞をセクションごとに丁寧に読み解いていきましょう。

“It is my time
It is your time
It is our time
We need to fly”

冒頭から英語のフレーズが印象的に響きます。
「It is my time(今こそ僕の時)」「It is your time(君の時)」「It is our time(僕たちの時)」という並列の表現は、この曲が“個人”の旅路でありながらも、“誰か”との繋がりを重んじるものだと伝えてきます。

そして最後の一文、「We need to fly(僕たちは飛ばなきゃいけない)」という意志の強さ。
“空を飛ぶ”とは、自由になること、限界を越えることの象徴。
この楽曲はまさに、飛び立つための“始まり”を告げているのです。

“魔法が解けて生まれて来た
あの空に向かって飛び出してみたい”

ここでの“魔法が解けて”という表現は、一見ネガティブにも映りますが、むしろ“幻想”からの目覚め、“本当の自分”としての目覚めを意味しているように思えます。
「魔法=夢=縛り」であったとすれば、それが解けた瞬間こそが、現実に踏み出す一歩。

「生まれて来た」という表現には、ジェシーの“再出発”や“自己肯定”の響きも感じられます。
そして「あの空に向かって飛び出してみたい」という欲望。
空は果てしなく、虹がかかる場所であり、自由の象徴。
“僕”はその空を目指して、踏み出そうとしているのです。

“地図を広げ翼広げて”

この一行は短いながら、非常に深い意味を持っています。
“地図”は人生の航路、あるいは夢への道筋。
“翼”は可能性、自由への鍵。

ただ歩くのではなく、「地図を広げ」「翼も広げる」という二重の行動によって、“僕”がただの夢想家ではなく、意志を持って進もうとする存在であることが強調されます。

“Every time I feel in my heart that is
虹の美しさ感じたいと (命も)”

「心で感じるたびに、それは虹の美しさを感じたいということ」
直訳すればそうなるフレーズですが、ここでは“虹”が「命のきらめき」のように感じられます。

虹はいつも一瞬で、触れられず、でも美しい。
その儚さと共に、「感じたい」と願う心自体が、実は生きている証そのものなのかもしれません。
カッコ内の「命も」は、そうした“生”を実感するために、“虹=心の動き”を求める“僕”の叫びと読めます。

“It is my time
It is your time
It is our time
We need to fly”

ここで再び冒頭のフレーズが繰り返されます。
構成上は繰り返しですが、1番を経た今、これが単なる“宣言”ではなく、“決意”へと変わっているように感じられます。

「飛びたい」から「飛ばなきゃいけない」へ、願望から覚悟へ。
“僕”の内面の変化が、このリフレインの力強さに込められているのです。

“空の虹は見えるけれど
何故か触れられない
その理由は何?”

ここでは“虹”の本質に迫ろうとする“僕”の疑問が描かれます。
目に見えているのに、決して触れられない。
それは、夢・希望・愛・理想……さまざまなかたちに置き換えられる「到達できない美しさ」の象徴です。

「その理由は何?」という問いは、純粋であるがゆえに切実です。
“僕”は、ただ憧れているのではなく、「なぜそれが掴めないのか」を理解しようとしています。
つまり、このセクションは“夢と現実の境界”を見つめる瞬間なのです。

“光の先 目指せば良い”

前セクションの疑問への、ささやかな答え。
虹に触れられない理由を探すのではなく、「その先にある光」を目指す。
それは、“結果”ではなく“過程”を重んじる視点への転換です。

虹が幻であっても、それを見上げて歩む先に、きっと自分なりの光はある。
“僕”はここで初めて、“到達すること”ではなく“向かうこと”の意味に気づきます。

“溢れ落ちる涙で虹が架かる
幻だから掴めないんだ (心も)
虹の隙間から流れるメロディー
重なる色同士 溢れてくるさ (光も)”

涙という“感情のしずく”が、虹という美しさを生む。
ここで“虹”は、「痛みや悲しみを経て現れる希望」に置き換えられています。
そして、「幻だから掴めない」という事実が、もはや“受容”に変わっている点に注目したいです。

カッコ内の「心も」というフレーズは、実体のない“心”すらも幻のように感じているという切なさ。
それでも“僕”は涙を流し、虹を見上げています。
このサビは、“不完全な自分”すら肯定する、成熟した感情の描写です。

次の“虹の隙間から”という表現は非常に詩的。
“見えないはずの間”から音楽が流れてくるという描写は、まるで“無意識の奥”から自分を突き動かすものが現れてくるようでもあります。

“重なる色”は人との出会い、感情の重なり、あるいはメンバーとの絆をも想起させます。
色が重なり、混ざり合い、そして“光”となる——そこにこそ、“僕”が目指す世界があるのかもしれません。

“red,orange,yellow,green,
blue,indigo blue,purple”
Beautiful sky rainbowroad
We fly”

虹の七色を、まるで祈るように一色ずつ並べたセクション。
それは、今までの旅路のすべてを振り返りながら、“空”という自由なフィールドに羽ばたいていくイメージを描いています。

最後の「We fly」という表現は、“僕”ひとりではなく、“僕たち”が飛び立つことを意味しています。
ジェシーさんがファンや仲間と共に“美しい空に架かる虹の道”を歩んでいくこと。
この言葉に、その意志が込められているように感じます。

「虹、僕」というタイトルの“、”が示す距離感。
それは“虹”と“僕”の間にある憧れと葛藤、そして最終的な繋がりを象徴しています。

虹は掴めない。触れられない。でも、見える。
それだけで、僕たちは希望を持てる。

ジェシーさんがこの楽曲で伝えたかったのは、“不確かな美しさ”と向き合う強さ。
そして、そこに向かって進もうとする自分自身への肯定です。

“飛ぶ”ことに臆病だった“僕”が、虹を目指して羽ばたいていく姿は、SixTONESというグループを超え、私たちすべての物語にも重なります。

涙の先に虹がある。
幻だからこそ、美しい。
今この瞬間を生きるジェシーさんの“僕”の歌が、あなたの空にも虹を架けますように。

【お問い合わせは下記メールアドレス or SNS DM】
kaneyan.channel@gmail.com

#sixtones #ジェシー #虹僕

2 comments
  1. 派手さはないですが
    この曲本当に素晴らしい。
    憧れの玉置さんに作って貰って
    天才のジェシーの歌唱。
    低音のところも痺れまくってます。

  2. ジェシー 虹、僕 ありがとうございます。この歌唱が素敵すぎて癒されてます。この感じ歌えて聴かせられるってすごいことだと思ってて 声が本当にいいですよね 
    ちょうどいいところでキレてます💦フルでぜひ聞いてもらいたいです
    ありがとうございます
    次も楽しみにしてます

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