【前提のご説明】
AIカバーには限界があります。人間によるモノマネではないので、さすがに原曲の歌声や歌い方から離れられないこともありますし、ところどころにデータのバグやほころびが出てお耳汚しをしてしまうこともあります。
また、「J-POPの名曲を坂井泉水さんのような歌声で歌ってもらってみた」という軸で進めていますので、あくまでZARDっぽさを追求するものではないことをご理解いただけましたら幸いです🙇
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作詞:稲葉浩志
作曲:松本孝弘
編曲:明石昌夫・松本孝弘
発売日:1991/03/27
音程:♯4.0
◆制作の感想(至らなかった点も含めて)
リクエストお応えします。高校生のころにゴールドなベスト「Treasure」か何かで聴いたこの曲。あれ、銀色だったかな。
当時は「なんだかとにかく曲調がヘンテコな歌だな~」なんて思っていました。
「サビが淡々としてるな」とか、「なんか江口スを感じる歌詞だな」「どうしてNAVIで急に切れるんだろう?」とか…
でも、リリースされた年代を知ったり、この機会にPVをチェックしたりしていたら、これはこの時代の最先端の音楽性だったのかもしれないってことに気づかされました。
サビの部分の、体操でもできそうな謎に健康的なリズムとか、井上陽水さんの「ライバル」とちょっと似てると感じたり、
最後のブツ切れる感じとか「ああこれ、昔こういう終わり方あったなー」って思うところです。
わたし、B’zさん詳しくないのですが、この曲たぶん、ライブでお決まりの盛り上がる曲でしょう。なんかみんなで稲葉さんとクネクネして歌えそうです。「フレーッシュ!」って叫んでるんだろうな。
音楽に関してもう少し語ってみると、なんといっても松本孝弘さん、最初から終わりまでエレキのグルーブ感あげあげ。
それから稲葉浩志さんの歌詞のワードや言い回しがもうバブルの時代って感じですごくいいです。
ナビゲーション、スイミングスタイル、ソフトクリーム、フレッシュ、弾ける頬、パール、よく笑い食べる、ベジタブル、すてきさ…
いや、当時は時代の先をいくワードだったのでしょうけれど、今となっては時代っぽさ濃厚でたまりません。
それから、ほかの曲(制作中ばかりですが)での稲葉浩志さんの歌声は、坂井泉水さんに合わせようとすると「2度」だけ上げているのですが、今回は、サビのメロディー自体はシンプルだけど坂井泉水さんには稲葉浩志さんくらいに弾けていただきたくて、思いきって4度上げさせてもらいました。
そのためちょっと想定より高めに聴こえるかもしれませんがあしからずです。
リクエストいただいた方は、さすが坂井さんが歌ったら面白いというネタ性も含めてわかってらっしゃるなと思った次第です。
最後に、AIカバーには賛否両論があると思いますが、原曲をリスペクトしつつ、坂井泉水さんの歌声に合う楽曲を、ゆっくりと慎重に探しながら制作させていただいています。
もちろんあの頃のZARDや坂井泉水さんが、そのままの形として最高なのはいまでも変わりません。
▼関連動画はこちら
B’z「LADY NAVIGATION」
WANDS「愛を語るより口づけをかわそう」
B’z「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」
2 comments
ZARD初期のロック感と詩がマッチしていて素晴らしいと思います(^^)/
。。。この曲って要はマザコンチックに拗らせてる感じ(異性を肥大化している)が、逆に切なくて好きなんですよね
ZARDの切なさと共通すると思います。
ありがとうございます!!!
デビュー当時の歌声をうまく再現できていると思います。この曲もカラオケで歌ってくれそうですね。
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