映画『フロントライン』小栗旬がダイヤモンドプリンセス号と対面 ダイジェスト映像【2025年6月13日公開】



6月13日より上映中の映画『フロントライン』。本作は、2020年、横浜港に停泊中の豪華客船で新型コロナウイルスの集団感染が発生したあの時、何が起きていたのかをDMAT、役人、乗客、乗員、メディア、それぞれの視点から描いている。

 そして今回、小栗の強い希望により、ついに物語の舞台となったダイヤモンド・プリンセス号との初対面が実現。本作で森七菜が演じた羽鳥寛子のモデルとなった、当時フロントデスクのクルーとして同船に勤務していた和田祥子氏も同行し、二人で沖縄に停泊していた船を訪れた。

 目の前に現れたダイヤモンド・プリンセス号に、小栗は「大きいな、やっぱり。すごいですね。」と圧倒された様子。和田氏は「コロナ禍の少し前、12月から船に乗っていました。」と、当時を振り返り、それを聞いた小栗は、「すごいタイミングですね。」と驚きを隠せなかった。

 本来であれば、沖縄を出航後、2日間ほどかけてゆっくりと次の目的地・横浜に向かうはずのダイヤモンド・プリンセス号だが、新型ウイルス感染者発覚を受け、ハイスピードで横浜へ向かった、と状況が一変してしまった裏側を和田氏が明かした。

 小栗が「やっぱり(当時のことを)いろいろ思い出されますか?」と尋ねると、和田氏は「久しぶりに見て、大変だったなと思い出しました」と感慨深げな表情に。映像のラストには、小栗が「まさかダイヤモンド・プリンセス号を見れるとは思わなかったな」と、静かに言葉をこぼす姿も映し出されている。

 最前線《フロントライン》で守るべきは、この国か、目の前の命か――。あの日、あの時、あなたならどうしたか。日常を取り戻すことをあきらめなかった人々の圧巻の感動ドラマが待ち受ける。映画『フロントライン』は、絶賛公開中!

■あらすじ
 2020年2月、乗客乗員3711人を乗せた豪華客船が横浜港に入港した。香港で下船した乗客1人に新型コロナウイルスの感染が確認されていたこの船内では、すでに感染が拡大し100人を超える乗客が症状を訴えていた。出動要請を受けたのは災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」。地震や洪水などの災害対応のスペシャリストではあるが、未知のウイルスに対応できる経験や訓練はされていない医療チームだった。対策本部で指揮を執るのはDMATを統括する結城英晴(小栗旬)と厚労省の立松信貴(松坂桃李)。船内で対応に当たることになったのは結城とは旧知の医師・仙道行義(窪塚洋介)と、愛する家族を残し、船に乗り込むことを決めたDMAT隊員・真田春人(池松壮亮)たち。

 彼らはこれまでメディアでは一切報じられることのなかった最前線にいた人々であり、治療法不明の未知のウイルス相手に自らの命を危険に晒しながらも乗客全員を下船させるまで誰1人諦めずに戦い続けた。全世界が経験したパンデミックの最前線にあった事実に基づく物語―。

出演者:
小栗旬
松坂桃李 池松壮亮
森七菜 桜井ユキ
美村里江 吹越満 光石研 滝藤賢一
窪塚洋介
企画・脚本・プロデュース:増本淳
監督:関根光才
製作:「フロントライン」製作委員会
制作プロダクション:リオネス
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C) 2025「フロントライン」製作委員会
公式サイト FRONTLINE-MOVIE.JP
公式X @frontline2025
#映画フロントライン