【前提のご説明】
AIカバーには限界があります。さすがに人間によるモノマネではないので、原曲の歌声や歌い方から離れられないこともありますし、ところどころにデータのバグやほころびが出てお聴き汚ししてしまうこともあります。
また、「J-POPをAI坂井泉水さんに歌っていただいた」というテーマですので、本来のZARDっぽさを追求するものではないことをご理解いただけましたら幸いです🙇
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「DEPARTURES」
作詞:小室哲哉
作曲:小室哲哉
編曲:武部聡志
ベースボーカル:華原朋美
音程:♭1.0
◆制作の感想(至らなかった点も含めて)
原曲は、言わずと知れたglobe・KEIKOさんの歌声ですが、それに対して誰もが驚くカバーを果たした華原朋美さんの楽曲をベースに、坂井泉水さん風の歌声で制作してみました。
若い頃の華原朋美さんは、歌い方がいろんな意味で「小室哲哉風」でしたが、2010年代のカムバック後は、いい意味でクセがなく、カバーのベースとし易かったところがあります。
この華原バージョンは、ハモリなどコーラスは一切無しであることから、華原朋美さんの歌唱力とポテンシャルの高さがうかがえます。
音程については、坂井泉水さんとほぼ同じか少し高いくらいなので、声質の雰囲気を変えすぎずに置き換えられたと思います。
ただ、元のメロディの性質上、高音部分の伸ばし方はどうしても作曲の小室哲哉さんのテイストになるので、坂井泉水さんにカバーしてもらっても、歌い方の端々にどうしてもコムロ風、カハラ風っぽさは残ってしまいました。
今回この楽曲を扱ってみての感想は、とにかく編曲者である武部聡志さんが秀逸であるということに尽きます。
あのどこか尖って粗削りでカオスだったglobe(マークパンサーさん入りだし…)の曲調を、壮大で芸術性の高い重厚なロックに仕上げた武部聡志さんの力量には、とにかく脱帽しかありません。
1番終了後の間奏部分では、まるで華原さんがあの頃に失った記憶を取り戻しにいくかのような切なさが表現されていますし、それ以外の間奏部分での教会チックなストリングスのメロディは、あの大失恋の残酷さや悲壮感を表しているように思えて、当時を知る者としては鳥肌が立ちました。
長くなりましたが、今回がこれから始まるAI坂井泉水さんのJ-POP旅の「出発点」として、このDEPARTURESを選曲させていただきました。
AIカバーには賛否両論があると思いますが、原曲をリスペクトしつつ、坂井泉水さんの歌声に合う楽曲を、ゆっくりと慎重に探しながら、試験的に制作させていただいています。
もちろんあの頃のZARDや坂井泉水さんが、そのままの形として最高なのはいまでも変わりません。
3 comments
泉水❤🎉🎉
なんかZARDと違いますね、、華原朋美が少し入ってるし。
あと英語のスペルが違います。
お久しぶりでございます。
約2ヶ月間投稿なしでしたが、AIカバーの技術的なところを詰めていました。かなり大変な作業でした。
これからJ-POPカバーを通して、いろいろな名曲を紹介できたら幸いです。よろしくお願いします。
※カバーしてみたというテーマですので、ZARDっぽさを追求していくものではありません。どうかご理解くださいね☺️
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