デビュー10周年!SEVENTEENの魅力が詰まった『SEVENTEEN [RIGHT HERE] WORLD TOUR IN CINEMAS』の10曲



デビュー10周年!SEVENTEENの魅力が詰まった『SEVENTEEN [RIGHT HERE] WORLD TOUR IN CINEMAS』の10曲5月26日(月)にデビューから10周年を迎える13人組ボーイズグループ、SEVENTEEN。5月25日(日)にはK-POP史上初となるソウル・潜水橋での単独公演「B-DAY PARTY : BURST Stage」を開催し、5月26日には5th Album「HAPPY BURSTDAY」でのカムバックと、アニバーサリーにふさわしい精力的な活動でCARAT(ファンネーム)を喜ばせている。

【写真を見る】圧巻の世界観を作り上げるSEVENTEENのライブから人気曲をピックアップ!

日本でも5月16日からライブフィルム『SEVENTEEN [RIGHT HERE] WORLD TOUR IN CINEMAS』が公開中。兵役に就いているJEONGHAN(ジョンハン)と中国での活動により不参加となったJUN(ジュン)を除く11名で行われ、合計で103万人以上(オン・オフライン合算)を動員したワールドツアーから、その幕開けを飾った2024年10月の韓国・高陽公演の模様を収めている。

ここでは本作に収録されている楽曲から、SEVENTEENの軌跡と多彩な魅力が味わえるナンバーを、10周年にちなみ10曲ピックアップしてみた。

■セブチの出発点となった「Adore U」

SEVENTEENの10年間の出発点となったのが、2015年5月29日にリリースされた1stミニアルバム『17 CARAT』の表題曲「Adore U」。10代の少年の一目惚れから始まる恋心を描いていたこの曲は、“大切にする”を意味する韓国タイトル同様にSEVENTEENとCARATが大切にするライブ定番曲。このワールドツアーでもアンコールの1曲目として披露され、会場を熱狂の渦に誘った。

■サービス精神の高さを象徴するライブの定番「VERY NICE」

同じくライブの定番となっているのが、2016年にリリースされた「VERY NICE」。ポップなサウンド&振り付けが印象的なこのナンバーは、アンコールの大トリとして披露されることが多く、繰り返される「アジュ ナイス」のフレーズによりなかなかライブが終わらない…というのがお決まり。SEVENTEENのサービス精神を象徴する楽曲で、今回のライブでもその様子を楽しむことができる。

■優しい音色が感動的な初期の人気曲「Campfire」

2017年の2ndアルバム『TEEN, AGE』に収録された爽やかなナンバー「Campfire」は、シングル曲のような派手さはないが、シンプルかつ優しいサウンドで友情を歌ったファン人気の高い楽曲だ。このライブではアンコールで披露され、メンバー同士でふざけ合うリラックスした様子が飛びだすなど、SEVENTEENの温かみのある一面を垣間見ることができる。

■ワールドツアーの幕開けを飾った「Fear」

2019年にリリースされた3rdアルバム『An Ode』の収録曲「Fear」は、青春のエモーションをポップに表現するSEVENTEENの楽曲群とは一線を画す、恐怖や不安を歌ったR&Bナンバー。高陽公演ではオープニングを飾っており、ライブだけの特別アレンジによる鬼気迫るパフォーマンスで、ハードかつ壮大な世界観を作り上げている。

■ハッピーなオーラが漂う「Snap Shoot」

同じく3rdアルバム『An Ode』に収録された「Snap Shoot」は幸せの瞬間を歌った、SEVENTEENの“陽キャ”な側面が押しだされたポップソング。今回のツアーでは、シャッター音に合わせてポージングを取る演出やDK(ドギョム)が愛嬌を振りまくおなじみの“DKタイム”が曲中に差し込まれるなど、ライブを盛り上げるハッピーチューンとして披露され、ファンを喜ばせた。

■人気の日本語曲「ひとりじゃない」の韓国版「Not Alone (Korean version)」

K-POP歌手の日本語曲といえば日本のクリエイターが手掛けることが多いが、SEVENTEENはメンバーのWOOZI(ウジ)を中心とした本国の楽曲と同じ体制で制作しており、クオリティはお墨付きだ。「ひとりじゃない」(2021年リリース)は、コロナ禍の困難な時代にエールを送った日本3rdシングルで、今回は「Not Alone (Korean version)」として韓国語で披露された。

■一糸乱れぬダンスはもはや壮観!「Super」

2022年に発売し累積627万枚を売り上げ、K-POPアルバムの最多セールス記録を打ち立てた10thミニアルバム『FML』。その表題曲「Super」は、孫悟空をモチーフにした中華風サウンドとジャージークラブが融合したアグレッシブなナンバー。ハイテンポのサウンドに合わせてメンバーの動きが一糸乱れずピタッとそろう、SEVENTEENの持ち味である“カル群舞”は圧巻だ。

■ボーカルチームの歌唱力を堪能できる「Cheers to Youth」

SEVETEENといえばボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームというチームに分かれており、この分担が豊かな音楽性やクオリティの高いステージへとつながっている。ライブでもチーム別のパフォーマンスタイムが用意され、それぞれが持ち味を発揮している。

そのなかでDK(ドギョム)、SEUNGKWAN(スングァン)、WOOZI(ウジ)、JOSHUA(ジョシュア)、JEONGHAN(ジョンハン)によるボーカルチームの「Cheers to Youth」はセブチの楽曲を支える抜群の歌唱力を味わえるミディアムバラード。不参加だったJEONGHAN(ジョンハン)の決めポーズも飛びだすなどメンバー同士の友情も堪能できる。

■人気曲のサウンドを盛り込んだ集大成的一曲「MAESTRO」

K-POPベストアルバムの最多初動売上げ記録を更新した、2024年の『SEVENTEEN SEVENTEEN BEST ALBUM「17 IS RIGHT HERE」』。そのタイトル曲「MAESTRO」は、「Adore U」や「Super」など、歴代楽曲のソースをサンプリングし制作された集大成的ナンバー。曲名にちなみ実際にタクトを振るうHOSHI(ホシ)を中心としたダンスや、テクニカルなラップなど、ライブでもその独創的な世界観を浮かび上がらせている。

■世界的ミュージシャンとコラボした「LOVE, MONEY, FAME (feat. DJ Khaled)」

2024年の12thミニアルバム「SPILL THE FEELS」のタイトル曲「LOVE, MONEY, FAME (feat. DJ Khaled)」は、世界的アーティストDJ Khaledが客演参加したという点でもグローバルアーティストとしての地位を確立した楽曲だ。ライブでもメロウなサウンドに乗せて余裕のある表情が飛びだすなど、世界的な存在へと上り詰めたSEVENTEENの自信と貫禄が感じられてなんとも頼もしい。

このほかにも人気曲やチーム別パフォーマンスなどアンコールを含む全22曲が収録されている『SEVENTEEN [RIGHT HERE] WORLD TOUR IN CINEMAS』。世界を魅了するハイレベルなパフォーマンスから等身大で親しみやすい姿まで、SEVENTEENの魅力を余すところなく堪能できるはずだ。

コメントを残す