【監督が語る】たった1人で、1年半で描き上げた、波乱に満ちた100年の生涯を描く、完全オリジナルストーリー『無名の人生』鈴木竜也監督が語る!!.活弁シネマ倶楽部#392



☆イントロダクション
独学で制作した短編アニメ「MAHOROBA」が国内の自主映画祭で数々の賞を獲得した鈴木竜也監督が、個人制作で1年半かけて完成させた長編アニメーション監督デビュー作。

仙台の団地で暮らす、いじめられっ子の孤独な少年。ある転校生との出会いをきっかけに、父親の背中を追ってアイドルを夢見るようになり、思いがけず成りあがっていく。生まれてから死ぬまでに源氏名や蔑称などさまざまな呼称で呼ばれながらも「誰からも本当の名前を呼ばれることのなかった男」の波乱万丈な100年の生涯を、高齢ドライバーや芸能界の闇、若年層の不詳の死、戦争といった社会問題を背景に、それぞれ主人公の「別名」を冠した10章で描く。

ラッパーのACE COOLが主人公役で声優に初挑戦。鈴木監督が原案・作画監督・美術監督・撮影監督・色彩設計・キャラクターデザイン・音楽・編集を兼任し、脚本をあえて用意せず、章ごとにタッチや色彩を変化させながら変幻自在に描きだす。「音楽」で注目を集めたアニメーション監督・岩井澤健治がプロデュースを担当。

☆スタッフ&キャスト
監督 / 鈴木竜也 
声 / ACE COOL、田中偉登、宇野祥平、猫背椿、鄭玲美、鎌滝恵利、西野諒太郎、中島歩、毎熊克哉、大橋未歩、津田寛治ほか

☆監督紹介
1994年12月3日生まれ。宮城県・仙台市出身。東北芸術工科大学映像学科を卒業後、実写監督を志すも流れ流れて歌舞伎町のオイスターバーの雇われ店長に。コロナ禍を機に独学で作り始めた短編アニメが、国内の自主映画祭で数多の受賞。2022年には『鈴木竜也短篇集三人の男』が劇場公開。令和5年度宮城県芸術選奨メディア芸術部門新人賞受賞。今作は、クラウドファンディングで制作費を集め、仙台の実家にこもり、1年半をかけて全て1人で描き上げた。

00:15 鈴木竜也 監督 × 折田侑駿
00:33 イントロダクション
01:37 映画『無名の人生』:パンフレット、上映活動
07:22 公開前の心境
10:53 プロフィール
12:01 企画の経緯
18:23 それぞれの「別名」の由来
20:36 作品構成
21:42 鈴木竜也監督の作家性
23:08 北野武映画の影響
29:07 音楽
30:12 本作の魅力
30:36 ラッパー・ACE COOLの起用
32:22 “主人公”の魅力
33:39 鈴木竜也監督にとっての“脚本”、“キャラクター”
38:12 ラッパー・ACE COOLの魅力
40:53 キャスティング
44:48 津田寛治、宇野祥平、北野武作品出演の経緯
46:41 台詞の演出
49:19 鈴木竜也監督の人間性
52:46 今後の展望、実写とアニメの“二刀流”

コメントを残す