🌴少し前にスーパーでココナッツ(椰子)の実🥥を見つけ、後日見に行ったらもうありませんでした。ストローつきのジュースとして売られていて、以前観光地で飲んだことがありますが美味しかったです。
作詞 #島崎藤村
作曲 #田中寅二
1900年
名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を離れて
汝(なれ)はそも 波に幾月
旧(もと)の木は
生(お)いや茂れる
枝はなお 影をやなせる
われもまた 渚(なぎさ)を枕
孤身(ひとりみ)の
浮寝(うきね)の旅ぞ
実をとりて 胸にあつれば
新(あらた)なり 流離(りゅうり)の憂(うれい)
海の日の 沈むを見れば
激(たぎ)り落つ
異郷(いきょう)の涙
思いやる 八重(やえ)の
汐々(しおじお)
いずれの日にか 国に帰らん
「椰子の実」は、明治三十三年に『海草』という総題のもとに「新小説」に発表された五編の詩のうちの一編。後に『落梅集』に収められる。昭和11年NHKの国民歌謡の一つとして、山田耕筰門下の大中寅二が発表してから広く愛唱されている。
[2025年05月13日 NHK朝ドラ「あんぱん」健太郎と「椰子の実」歌声褒められ…メイコ恋に落ちる]
第32話は、辛島健太郎(高橋文哉)と朝田メイコ(原菜乃華)は朝田のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)の仲直りを計画。柳井千尋(中沢元紀)とともに2人を海に連れ出す。健太郎は嵩のことを天才、のぶは嵩の絵は見た人が優しい気持ちになると褒める。ようやく言葉を交わした2人に、健太郎たちは安堵し…という展開。
のぶと嵩は仲直り。健太郎がギターを弾き、メイコは国民歌謡「椰子の実」を歌った。
健太郎は「メイコちゃんの歌声は素敵やね~。心ば、きれいに洗われるようばい」。メイコは「え?」と両手を頬に当て、仰ぐ。
海から帰る5人。波打ち際を歩きながら、メイコは「仲直りできて、よかったですね」。健太郎の「メイコちゃんのおかげやね」に再び驚き、駆け出すと転んでしまう。健太郎が差し出した手につかまり、立ち上がった。