高田みづえ 水玉時間



10thアルバム『愛のモノローグ』は、記念すべき10枚目のオリジナルアルバムということで非常に気合いの入った素敵な作品になっているのですが、その気合いの入り方から、あたかも「高田みづえのラストアルバム」であるという「俗説(^^;)」が流布されているフシがありますね。まあどうゆうわけか『愛のモノローグ』以降、新作アルバムが発表されていないということもあるのでそういう「俗説」も致し方ないところではあるのですが、自分の中で「高田みづえ」はあくまでも現役のアイドル歌手なので、一日でも早い「新作アルバム」のリリースが待ち望まれるところであります😭💦
「水玉時間」は、『愛のモノローグ』収録のキュートでポエティックでセンシティブなナンバーですね。可愛らしい第一印象とは違って、なかなかに深くて繊細な心情が歌われていると感じます。逢いたい「あなた」に逢えない時間を、色のないモノクロームの水の中にいる時間と例えているところが秀逸だと思います。そしてラストの「この世でいちばん美しい嘘」という印象的なフレーズが特に難解ですよね。歌詞を読んでみると、このフレーズは「死ぬまで変わらぬ愛」「枯れない花束」「さめない夢」と並列されています。「変わらぬ愛」「枯れない花」「さめない夢」とは、言い換えれば「永遠に続くもの」ですよね。ということはそれらと並列されている「美しい嘘」というのは、「永遠に続く嘘」ということになります。「嘘も言い続ければ真実になる」と言われますから、要するに「この世でいちばん美しい嘘」というのは、「永遠に続く真実」と言い換えることができるのではないでしょうか。「嘘=真実」とは非常に逆説的ですが(^_^;)
「枯れない花」も「さめない夢」も「永遠の真実」も現実にはあり得ません。花はいつかは枯れるし、夢はいつかはさめるし、真実と言われているものもいつかは変わってしまうかも知れない。それでも「好きだ」と言われるたびに心にすきまがあくような上っ面の愛ではない、「永遠に続く愛」を信じ求めることが、「人を愛する」ということだと、「彼女」は実感を込めて歌っているのかも知れませんね(;^ω^)

作者の谷山浩子さんと言えば、ファンの間では人気の高い名曲「子守唄を聞かせて」の作者であります。S☆Jチャンネルでは5年前に「子守唄…」のスライドショーをアップしていて、それはなんと13万回以上もご視聴いただいているんですが、動画制作を始めて間もない頃だったのでまだ歌詞字幕を入れてませんでした。そこで字幕入りのリメイク版を作ったのですが、リメイク版はなかなか視聴回数が伸びず、今でも元の版の方がご視聴いただけているようです。13万回もご視聴いただけているのはとてもありがたいことなので、5年前の版に歌詞字幕を挿入してみました。ご覧いただければ幸いです(^^;)

(PCのみで、スマホでは歌詞字幕は反映されていないようです😭)

7 comments
  1. SJ sama… 🙏🙇🙇‍♀

    Always Rhanks to you. 💕💖🥰

    🌷🍀 ☕🍰😊

    Very Cute and Fresh singing voice…🎼🎶🎵 😍 👍

  2. 1985年と言うと、引退の年ですね。確かに大人っぽい歌い方、しっとりとした歌い方ですね。
    谷山浩子の歌(1986年)と聞き比べしました。やっぱりこちらは谷山浩子らしい歌。
    みづえちゃんの方は、とってもうまいんだけど歌手をやめる寂しさを感じてしまった。
    最後の写真「はしゃぎっ娘」のみづえちゃんが永遠にいるといいですね。

  3. S☆Jさま、おはようございます。
    この曲聴くと、ファイナルコンサートを思い浮かべます。みづえちゃんの気持ちそのままを表現した歌ですね。
    なのに最後に「嘘」という言葉で締めくくられているのが、なんとも・・・谷山ジョークなんでしょうか😅
    おっしゃるとおり嘘=真実ととらえるが正解なのかもです😆
    ところでこの曲、谷山浩子バージョンとは歌詞が全く違うし、みづえバージョンにはないフレーズが谷山バージョンにあるんですよね。
    そのへんもふまえて聴き比べると、面白いです。

    谷山浩子さんのXにこういうポストがありました。
    高田みづえさん「水玉時間」。引退記念のアルバムに提供しました。あっ。サビが全然違う。「好きと言われるたびに胸の奥に隙間が…」って婚約中の女性に提供する歌じゃない。恋を「この世で一番美しい嘘」とか言ってるし。いい加減にしろ >谷山。あと歌うまい

  4. S☆J様こんにちは。
    嘘=真実・・・深いですよね。
    全く個人的なイメージですが、私がイメージする現状のみづえさんの心の内と歌詞がオーバーラップしてしまい、すごく悲しくなってしまいました😭繰り返しますが、あくまで個人的なイメージからなのでお気になさらずに😭
    歌声が綺麗すぎすと、悲しさが増すことってあるのだと還暦になって初めて知りました😭画像のみづえさんがみな綺麗で、やはり涙をそそられてしまいました。
    なにかとりとめのないコメントになってしまいましたね。ごめんなさい🙇🙇
    1:19のウランちゃんのみづえさんがめちゃんこ大好きです☺️👍️

  5. 「水玉時間」来ましたね!最新アルバム「愛のモノローグ」のA面4曲目ですねw。大好きです。次のアルバムを待ってる我々も水玉時間ですよね。みづえちゃんに♬逢いたい逢いたい今すぐ♬です。 0:40から歌詞に合わせて「モノクローム」の写真になる演出がナイスです。
    S☆Jチャンネルで知ったのですが、「子守唄を聞かせて」推しの人も多数いるんですよね。事後になってみれば、「青春Ⅱ」でニューミュージック系にも幅を広げたことが分かるのですが、リアルタイムではそこまで俯瞰できないでしょうから、「青春Ⅱ」の次の曲を任された谷山浩子も歌の世界観を創造するのが大変だったでしょうね。「青春Ⅱ」以外は(歌唱力を要するとしても)少女らしい歌世界の曲でしたからね。「青春Ⅱ」のB面の「あなたへ」も初デートの可愛い曲ですしね。

コメントを残す