ひと足早く夢が匂ったゆらめきの5月になりました😅
2ndアルバム『びいどろざいく』のトリを飾る「通せんぼ」について、これまでは漠然と「遠い記憶の中にある子ども時代の夏休みの歌」というイメージを勝手に抱いていたのですが、「えりのすけ」様のご指摘によって、ひと足早く夏の風が匂うちょうど今の季節の歌であることに気づかされましたね。そんなわけで前回の「五月の風の中で」に続く5月歌シリーズとして今回「通せんぼ」をアップしてみたいと思い立ちました(^^;)
このノスタルジックでファンタジックで、ちょっぴり不思議な「三丁目の夕日」的雰囲気のある「通せんぼ」は、島マジック全開の謎歌イメージが最も強い楽曲という印象がありますね。歌の中で「何でした」と言われている「白い線」は、それこそ何を象徴しているものなのでしょうか。「人見知りの私達(大人)」と「顔見知りの子ども達」が「白い線」を挟んで「通せんぼ」をしているのは、「早く大人の世界を覗きたい子ども達」を、まだまだこっちの世界は早いよと、自分達の領域に足を踏み入れようとしている子ども達を大人達が通せんぼしている姿と見ることができるように感じています。「白い線の向こう」には、子どもから見た憧れであり未知の世界である「大人の世界」が広がっているのだと思います。子どもから大人へと成長していく思春期の少年少女達の淡く幼い恋模様を描いた珠玉のジュブナイル短編集のようなアルバム『びいどろざいく』のコンセプトを総括的に歌っている作品がこの「通せんぼ」と言えるのかも知れませんね(^_^;)
ポップなメロディーに乗せて、地方ローカル色の強いファンタジックな世界を歌っているという点で、この「通せんぼ」も「いかにも高田みづえっぽい楽曲」と言っていいのではないかと思っています(;^ω^)
7 comments
みづえさんのエプロン姿って素敵だね❤❤❤
S☆Jさんこんにちは。
S☆Jさんは、
「早く大人の世界を覗きたい子ども達」を、まだまだこっちの世界は早いよと、自分達の領域に足を踏み入れようとしている子ども達を大人達が通せんぼしている姿
と解釈されたんですね。
僕は逆に子供たちが泥んこの手で大人たちを「こっちの世界に来ないで」と通せんぼしている姿が思い浮かびました。
そして大人たちがたどってきた道、白いチョオクの線の跡を戻ろうとしたけれど戻れない。
チョオクは薄くなっていき、記憶も消えてきた。
「白い線の向こうは何でした」
子供の時代を懐かしんでいる大人になっていくみづえちゃん。
1977年ならみづえちゃんは17歳。大人の気持ちが理解できたかな?
僕は青春真っただ中の28歳でした。
S☆J様こんばんは。
色々な年代のみづえさんの写真が出てきますね。いいですね☺️この曲を聴いていると、みづえさんの白い線はどの辺りだろうと真剣に考えてしまいました。私に分かるはずもないのですが、やはり若島津さんと出会われた辺りかなぁと思ってしまいます。
私の白い線は、高卒で社会人になった辺りでしょうか🤔この曲はある意味哲学ではないですか🤔・・・哲学がなんなのかよくわかっていないので、少し言ってみたかっただです🙇
色々な年代のみづえさん、どの年代のみづえさんも私は大好きですが😅❤・・・しかしみづえさんの白い線もやはり気になる🤔ん〜・・・哲学だ💦
追伸
0:57の和装のみづえちゃん大好きです❤
着物姿のみづえちゃん、私の中のみづえちゃんのイメージそのままです🥰
1:55のみづえちゃんは、デビュー前のお写真でしょうか?なんか初々しい感じがします。
この歌、初めて聞きました。
チョークで書かれた「白い線」は、大人と子どもの境目?
「顔見知りの子どもたち」は子どもだった自分たちの姿?
子供の頃に戻りたくても「もう大人になっちゃったんだから、こっち(子どもの世界)には戻れないよ」と子どもの自分に通せんぼされてしまったのかな、と想像しました。
なぜ「五月」という季節を選んだのかがわかりませんが、大人の世界に一歩踏み入れたばかりの“青春”を象徴しているのかな?
もうそんな時代から遠く離れてしまったので想像の想像です😅😅😅
S☆Jさま、おはようございます。
この連休はここ北部九州はとても良い天気です。どこか行かれましたか?
私は有田陶器市へ行ってきました。カップヌードルのフタ押さえ兼コースターなるものを見つけるや、即買いしてしまいました😆
この曲は夢の中の世界みたいな不思議な歌ですね。でもなぜか好きな歌のひとつなんです。
白い線は子供と大人の境界線みたいなものだと以前教えていただきました。なるほどそう思って聴くとなんとなくこの曲の背景が見えてきました。なだらかな坂を上っていくと神社があってそこで子供たち(S☆Jさまは大人たちと解釈されているみたいですね)が通せんぼしている。そこに結界みたいな白い線がある。神社ってなんかそういう不思議な場所でもあるんですよね。
また2番ではその神社から戻っているんですよね。「汗かいた」とか「夢が匂った」ということは、
ちょっとその白い線の向うが垣間見えたのでしょうか。これまた想像を掻き立てます。
そしてまた和風なリズムも相まって、なおいっそうその不思議な世界を強調しています。
ところで「🎵赤い松ヤニ鳴らす音」、これもまた何だろうと悩んでいます。楽器ですよね。松ヤニといえばバイオリンなんですが、
この曲にバイオリンとかそういう洋楽器は似合いません。だとすると胡弓ですよね。笛や太鼓だったら分かるのですが、胡弓?
ん~~~~~?これまた理解できずにおります😅
この曲〜デビュー前に出身地
鹿児島で歌ってた曲ですか😮
概要欄の解説が素晴らしいです。引用したくなるような文章だらけですよ。「ジュブナイル短編集のようなアルバム『びいどろざいく』のコンセプトを総括的に歌っている作品」というまとめは実に納得です。アルバムラスト曲に相応しいですね。私もこの曲は子供時代の夏休みの歌のような気がしていたのですが、歌われている季節が五月と知って驚いています。子供時代って大人になって振り返ると全部夏休みの出来事だったような気がしますねw
選ばれている写真も「ノスタルジックでファンタジック」な感じですね。最後の「今でも時々思うこと……」で大人になったみづえちゃんの写真(2:39)が出てくる演出が素敵です。しかもお参りしている写真というのがナイスです。