今年1月に63歳で亡くなった画家・MAYA MAXXさんの追悼展が、出身地の愛媛県今治市の美術館で29日から始まっています。
黄色い壁の隅っこに描かれた「エゾリス」がなんだか寂しそう。
生みの親・MAYAさんを懐かしんでいるのかもしれません。
今治市出身の画家 MAYA MAXXさんは2011年に今治応援大使になり、市内で様々なアートイベントを開くなど地域の活性化に尽力。
今年1月9日に肺がんのため、移住先の北海道で亡くなりました。63歳でした。
MAYAさんの追悼展が始まった河野美術館では、終のすみ家になった北海道に生息するエゾリスやエゾシカを描いた作品など、今治で初めて披露された74点が展示されています。
作品の「林の中の象のように」は縦2.1メートル、横4.3メートルの大作です。夜のような紫の背景に歩く1頭の真っ白なゾウが描かれ、ブッダの「真理のことば」が解説に添えられています。
また去年11月から病室で描かれた最期のイラスト作品も、日付けとともに展示されているほか、今治での活動記録などが映像や年表で紹介されたコーナーも設けられています。
NPO法人・今治シビックプライドセンターの三谷秀樹事務局長は、MAYAさんと長年交流を重ねてきました。
三谷秀樹事務局長:
「相手への愛っていうのがすごくあった方だと思います。アーティストというよりも本当に今治人として接して頂いて、今治は自分が育った本当に大きな大きな所というのをご本人は思ってらっしゃいました」
MAYA MAXXさんの追悼展は河野美術館で6月1日まで。
さらに今治市大三島美術館で6月18日から開かれます。
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