皆藤愛子(かいとうあいこ)の俳句  22句【AI朗読】



1984年1月25日生 ~ )は、セント・フォース所属のフリーアナウンサー、タレント。
プレバト俳句で才能を示す。この22句は全てプレバト俳句で詠まれた作品である。
皆藤愛子の俳句            
綿菓子の甘い風吹く夏の夜       
たんぽぽのわたと飛び乗る銀座線    
ががんぼのゆくえ目で追う女子トイレ   
赤錆の乾く傘立て旱(ひでり)梅雨         
ラムネ瓶浮かぶ未明の五行川       
ソーダ水睫毛に跳ねる泡涼し      
別れ蚊を払う一人の台所         
冬隣る振込み画面の静電気        
右肩に枯野の冷気7号車        
ほろ酔いの帰路すき焼きの仄(ほの)かな香   
春暑しマスクポッケにA定食      
ダービー馬ハナ差差し切る芝静か     
検診結果封切る刃先日の盛り      
終電を待つ二の腕に蚊の名残      
替え玉を伝える小声雪催        
休業と手書き格子戸に春塵        
オリオンと重機の湯気と土煙      
悴(かじか)める手のひらを刺す乗車券       
春帽子手に駆け上るあと5段      
夏近し恐竜図鑑踏むチワワ       
座席五度倒しアイスの蓋剥がす     
梨噛んで潤う両耳の鼓膜

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